ほたてと言うと「バター焼き」や「カルパッチョ」など、生ほたてを使ったお料理をイメージする方が多いと思いますが、今回はボイルされた「ベビーホタテ」を使っておしゃれなおつまみを作ります。生と違って水分が抜けている分、調味料の味が入りやすいのが特徴です。オリーブオイルに漬けこむ事で、身がギュッと締まってしっとり仕上がります。

【ほたてのオイル漬け】　

《材料　作りやすい分量》　

• さくらえび（乾燥）15g
• にんにく1片
• ベビーほたて250g
• オリーブオイル大さじ1
• オイスターソース大さじ1
• 白ワイン大さじ2
• バルサミコ酢小さじ1
• 赤とうがらし2本
• オリーブオイル（漬け込み用）200ml

《作り方》

1. さくらえびはフライパンで乾煎りして香りを出す。にんにくは薄くスライスする。ほたてはキッチンペーパーなどで水分を拭き取る。
2. フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、温まったらほたてを入れる。片面2分焼いたら返し、その時にスライスしたにんにくを一緒に入れて更に2分焼く。
3. ほたてを焼き終わったら、オイスターソース、白ワイン、バルサミコ酢を入れて水分がほとんどなくなりトロッとするまで煮詰める（焦がさないように注意する）。
4. 保存容器に③と桜えび、赤とうがらしを入れてオリーブオイル（漬け込み用）を入れる。一晩漬け込んだらできあがり。

　

オリーブオイルにしっかり漬かっている状態で1週間ほど冷蔵保存出来ます。一晩漬け込むことでほたての身が締まり、桜えびやにんにくなどの香りが染み込みます。ほたてを漬け込んだオリーブオイルも、パスタソースや炒め物にぜひ活用してくださいね。



　

原田佐知子料理研究家
金融機関や不動産業界の秘書業を経て、2010年より「野菜ソムリエが教えるイタリアンの料理教室」として「スタジオルーチェ」を主宰。「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」がコンセプト。旬の食材を意識しながら、家庭でもリトライしやすいようアレンジしたメニューを得意とする。様々な企業とのコラボレッスンも多数展開中。一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会オリーブオイルソムリエ、日本野菜ソムリエ協会ジュニア野菜ソムリエ、食育アドバイザー。一児の母として子育て中
http://s-luce.net/