なすを沢山いただいたので、まるごと使って肉詰め焼きに。
オリーブオイルで揚げ焼きにするので、なすはとろっとコクがあり、
あっさりとした鶏ひき肉によく合います。最後にめんつゆに浸すので、
たねの味つけに気を使わなくていいのがうれしいレシピです。
ボリュームおかずで家族にも喜ばれました♪

【なすのまるごと肉詰め焼き】

《材料　4人分》

• なす4本
• 玉ねぎ1/2個
• 鶏ひき肉（もも）200g
• 　　（a）　おろししょうが1かけ
• 　　（a）　酒大さじ1
• 　　（a）　塩小さじ1/4
• 　　（a）　こしょう適宜
• 片栗粉適量
• めんつゆ100ml
• オリーブオイルフライパンに1cmの深さ
• 青ねぎ（小口切り）適宜

《作り方》

1. なすはヘタのまわりにくるっと包丁を入れて、額だけ切り落とす。縦に十字の切り込みを入れて、水に浸してアク抜きをする。玉ねぎはあらみじん切りにする。
2. 鶏ひき肉に（a）の調味料と①の玉ねぎを加えてよくこねる。
3. ①のなすの水けをよくふき、内側に片栗粉をまぶす。②のタネを詰めて形を整える。
4. フライパンにオリーブオイルを注ぎ中火で熱し、③のなすを転がしながら揚げ焼きにする。表面に焼き目がついたらふたをして10分ほど弱火にかけて中まで火を通す。
5. 皿に盛り、めんつゆをかけて青ねぎを散らす。

　

鶏ひき肉からしょうがの風味が香り、食欲をそそります！
めんつゆに浸すので、アツアツでも冷やしてもおいしくいただけますよ。
タネを詰めて形を整える時には、なすのヘタを下に向けて手で包むように成形するのがきれいに仕上げるコツ。
もっと肉々しくしたいときには豚ひき肉や合い挽き肉にして、
変化を楽しむこともできます。ぜひお試しくださいませ！


　

YURIオリーブオイルライフ編集部／管理栄養士
谷津由利恵。給食委託会社の栄養士として6年間勤務。高齢者向けの食事や、病院での治療食という専門分野の経験を積む。
退職後、「世界の食卓にごめんください」プロジェクトを実施し、東南アジア、インド、南米などで現地の家庭におじゃまし、その土地の食文化に触れる。2015年4月に帰国。
今後は、和食の修行をして、日本食の魅力を国内外に発信していく。