映えチーズケーキで至福の時間

今日は火を使わず、レンジのみで混ぜて作るレアチーズケーキを紹介します。
みかんの搾り汁をチーズケーキの生地に入れます。ほんのり酸味とみかんの香りがたまりません。
生搾り汁は香りがとてもよいですが、甘みが少なめなので砂糖を加えてスポンジにしみ込ませています。市販の果汁100％ジュースを使う場合はそのままでも。
レンジでチンして混ぜるだけ。とっても簡単なレアチーズケーキです。
仕上げにみかんの搾り汁とオリーブオイルを混ぜ合わせたソースをみかんに塗り、つやをアップ！　より一層キラキラに輝かせて至福の時間を楽しみましょう。

【瓶入りみかんのレアチーズケーキ】

《材料　120ml容器4個分　調理時間　約20分　冷蔵庫で寝かせる時間は除く》

市販のスポンジケーキ（またはカステラ）約30g
　　（a）　みかんの搾り汁大さじ2
　　（a）　砂糖小さじ1
　　（b）　みかんの搾り汁大さじ2
　　（b）　粉ゼラチン5g
クリームチーズ100g
プレーンヨーグルト100g
生クリーム50ml
砂糖35g
みかんの搾り汁75ml
みかんの輪切り（5mm幅）12枚
　　（c）　みかんの搾り汁小さじ1
　　（c）　エクストラバージンオリーブオイル小さじ1

《作り方》

瓶の底に等分に切り分けたスポンジケーキを敷き詰める。（a）を合わせてハケで塗りしみ込ませる。
（b）のみかんの搾り汁に粉ゼラチンをふり入れてふやかす（逆だとダマになるので注意）。
耐熱ボウルにクリームチーズを入れ、ふんわりラップをして電子レンジ（500W）で30秒加熱する。泡立て器で混ぜてなめらかになったらヨーグルトを加えて混ぜ、生クリームを加えて混ぜる。砂糖、みかんの搾り汁も加えてその都度混ぜる。
②を電子レンジで20秒加熱し、よく混ぜてゼラチンが溶けたら③に加えてさらによく混ぜる。ボウルの底を氷水で冷やしながらヘラで混ぜ、とろみをつける。
輪切りのみかんを2枚ずつ①の瓶の内側に貼り付けるようにして入れる。④を注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。1時間ほどしたら上にも輪切りのみかんを飾り、（c）を混ぜ合わせてハケで塗る。フタをして完全に固まるまで冷蔵庫で冷やす。

小瓶の内側にみかんの断面をピッタリくっつけてチーズケーキ生地を入れるのがきれいに見せるポイントです。小ぶりのみかんが手に入らないときは、大きめの瓶でまとめて作ってもいいですね。家にある透明の空き瓶を活用しましょう。
もちろん、ケーキ型で作って切り分けることも可能です。その場合は15センチの底が抜けるケーキ型を使いましょう。
プレーンヨーグルトを水切りヨーグルトにするとより濃厚なチーズケーキになります。
生クリームを8分立てにしてから混ぜたり、ヨーグルトを入れずに、卵白1個分のメレンゲに変えたりすると、よりふんわりとした食感に。
冷蔵庫を開けた瞬間に思わず笑顔がほころびます。自分も家族も幸せになること間違いなし！　火を使わず手軽にできるので、お子様と一緒に作っても◎。
ぜひお試しください。

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター

薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。

オリーブオイルライフ