きのこ類は秋から冬にかけて種類も増えて買いやすくなりますが、この頃は年間を通して手に入りますね。意外と鮮度が落ちやすいので、新鮮なものを買ってすぐ食べるようにしたいものです。さて、しいたけを焼くときはまつたけのように軸からタテに裂くとなぜかとても美味しく♪　素焼きしたしいたけの香ばしい風味をオリーブオイルが生かしてくれるので、仕上げに生のままかけて下さい。ワインが進むおつまみが完成です！

【しいたけと生ハムのオードブル】

《材料　作りやすい分量》

• しいたけ4本
• 生ハム1枚
• エクストラバージンオリーブオイル大さじ2～3
• イタリアンパセリ適宜

《作り方》

1. しいたけは石づきだけ落とし、軸からタテにふたつに裂き、さらに半分に裂いておおまかに4等分する。
2. フライパンにしいたけを入れて軽く焦げ目が付くくらいまで弱火～中火で素焼きする。ふたをすると早く火が通る。
3. ②に火が通ったら皿に盛り、ひとくち大に切るかちぎるかした生ハムを乗せる。あればイタリアンパセリのみじん切りをふって、オリーブオイルを小さじ2ほどかければできあがり。

　

しいたけは大きさにより好みの数で裂いても構いません。この季節なら、余裕があればざるなどに入れて半日ほど天日干しにしておくと少し水分が抜けて火が通りやすくなりますよ。焼き上がりを急ぐときは少量のオリーブオイルを使ってもよいですが、油っぽくならないようにします。グリルやトースターを使うのもおすすめです。
塩を使わず生ハムの塩気を調味料代わりにしますが、塩分も大きさがまちまちなので、しいたけのボリュームに合わせて加減して下さい。彩りと香りにパセリなどがあればベストですが、なくても大丈夫です。オリーブオイルももちろん、増量OKです！


　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/