根みつばは糸みつばと違い、白くてしっかりとした茎と根っこが特徴的です。
葉は良く見ると同じ形をしていて、同じみつばの仲間と認識できます。
葉も大きく茎もしっかりとしているので、おひたしや和え物、炒め物にむいていますが、根っこもごぼうのような食感で香りも強く美味しくいただけます。
今回はオイルでほっこりと炒めて、きんぴら風に仕上げました。

【根みつばの根のきんぴら】

《材料　2人分》

• 根みつばの根100g
• オリーブオイル大さじ1
• しょうゆ大さじ1
• みりん大さじ1

《作り方》

1. 根みつばの根はよく洗い、縦に2～4等分に包丁を入れる。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、①をよく炒め、しょうゆとみりんを加えて炒める。

　

みつばは香りの強い野菜でハーブのように和食でも使われることが多い野菜。
添え物のイメージが強いですが、サラダや和え物のメイン食材としても重宝します。
根みつばの根は少しほろ苦いのも特徴で、その苦味は日本酒に感じる甘味によく合います。食感はごぼうのように火を通すと根の太い部分はほっこりとしていて、
廃棄してしまいがちな部分ですが、病み付きになる味わいです。
ぜひお楽しみください。


　

鈴木麻里子料理研究家・フードコーディネーター
テレビや雑誌などのレシピ制作やフードコーディネート、料理番組の企画制作などを行う傍ら、食育や高齢者向けの料理教室の講師を務める。
プライベートでは二人の保育園児を育てるワーキングマザー。旅とお酒が大好きで、国内外問わず子供を連れだし、各地で食の見聞を広める。子供と楽しむ料理やママ会で喜ばれるレシピが好評。