年中出回っているとはいえ、私にとって夏らしい香味野菜の代表選手はみょうがです。薬味とにすることが多くそのままだとたくさんは食べられない野菜ですが、なんとオリーブオイルの魔法がみょうがのクセを和らげ食べやすく！　テキトーに作っても、なんとなく味がまとまって美味しく仕上がる手抜きレシピです。

【きゅうりとみょうがとしらすの和えもの】

《材料　2人分》

• きゅうり　1本
• みょうが1個
• しらす（ゆで）　大さじ1と1/2
• エクストラバージンオリーブオイル大さじ2/3
• しょうゆ小さじ1/3

《作り方》

1. きゅうりは5～7mmほどの厚さに切る。みょうがはタテ半分に切って細切りにし、さらに半分に切って短くする（飾り用に穂先を数本とっておくとよい）
2. ①をオリーブオイルで和え、さらにしょうゆを加えてさっと和え、味をみてちょっと薄いな、と思うくらいでOK。器に盛る。
3. ②の上にしらすを乗せ、とっておいたみょうがの穂先を飾る。好みでオリーブオイル（分量外）を少しかけたら出来上がり。よく混ぜて召し上がれ。

　

きゅうりはあまり薄切りにしないほうが、爽やかな食感が楽しめます。
また、しらすの旨みと塩分を調味料代わりにしたいので、しょうゆ少なめに味付けています。塩分を控えている方はしょうゆはもっと減らしても構いません。
写真のようにしらすを上に盛ったほうがきれいにみえますが、最初からきゅうり、みょうが、しらすを全部混ぜて作ると味がなじみます。お好きなほうで作ってみてくださいね。


　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/