お安く手に入る豚のバラ肉にロース肉も加えて、肉感も少し感じられるリエットになりました。肉や野菜を炒める時にオリーブオイルを多めに使用することで、なめらかな口触りになります。バターも加えて旨みをさらにプラス。

【ポークリエット】

《材料 　 口径7cmのココット 6～7コ分》

• 豚バラ肉150g
• 豚ロース肉　100g
• 　　（a）　玉ねぎ（小）1/2個
• 　　（a）　にんじん40g
• 　　（a）　セロリ40g
• オリーブオイル50cc
• にんにく1かけ
• 水150cc
• ビーフブイヨン小さじ1
• タイム（生）2本
• 　　（b）　バター（無塩）50g
• 　　（b）　塩小さじ1/2
• 　　（b）　白こしょう少々
• ピンクペッパー　　適宜
• タイム（飾り用）適宜
• バゲット適量

《作り方》

1. （a）の野菜はみじん切りに、豚肉はひと口大に切る。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくのみじん切りと豚肉を炒める。
3. ①の野菜も入れてさらに炒め、水とビーフブイヨン、タイムを加え10分ほど煮る。
4. タイムを取り除き、室温まで冷ましてから、フードプロセッサーに入れ、（b）も入れて、滑らかになるまで混ぜる。味見をして、足りなければ塩を足す。
5. 型に入れて表面をならし、ピンクペッパーとタイムを乗せてラップをかけ、冷蔵庫で冷やす。
6. バゲットを好きな厚さに切り、軽くトーストしてお皿に乗せ、⑤のリエットを添える。

　

泡にも赤、白ワインにもよく合います。
豚肉の替わりに鴨の胸肉で「鴨のリエット」を作っても美味しいです。脂身が少ない肉を使う場合は、オリーブオイルやバターの量を増やすとなめらかになります。
バターは有塩でも構いませんが、その場合は塩の量を減らしてください。
はれの日やおもてなしにも、お試しくださいね〜♪


　

西本淑子ラジオ・パーソナリティ、料理研究家
ル・コルドンブルー東京校とパリ校、エコール・ル ノートル パリ校に少しずつ通い、東京ガス、東京電力ショールームにて料理＆トークショー、レストラン、カフェ、バーなどのフードメニューのプロデュース、料理教室で講師も務める。
フードアナリスト、ジュニア野菜ソムリエ、食品衛生責任者。ラジオ・パーソナリティーと料理、それぞれ半分ずつ楽しみながら仕事する日々を送る。