今日は「重陽の節句」。陽数のきわみである「9」が重なるので重陽といいます。
この日に宴会し、酒に菊の花を浮かべた「菊酒」を酌み交わすと長寿を恵まれるという中国の古代の年中行事があります。この行事にちなんで日本でも平安時代から宮中で観菊の宴が行われるなどしてきました。
菊の花は、おひたしや酢の物にしたりすることが多いですね。
今日は見た目も鮮やかな天ぷらにしてみました。
テーブルに咲き誇る菊花をお楽しみください。

【菊花の天ぷら】

《材料　2人分》

• 菊花5個
• 小麦粉（菊花にまぶす）適量
• マヨネーズ大さじ1
• 小麦粉50g
• 冷水70ml
• オリーブオイル適量
• 塩適量

《作り方》

1. 菊花を流水で洗い、水をよく切る。
2. ボウルにマヨネーズを入れて少しずつ冷水を加え、よく混ぜる。混ざったら小麦粉を加え、少し粉が残る程度まで混ぜる。
3. 菊花に軽く小麦粉をまぶし、②の衣をまとわせる。
4. 揚げ鍋にオリーブオイルを入れて温め、カリッとするまで揚げ焼きする。
5. 器に盛り、塩を添える。

　

オリーブオイルで揚げることにより、カリッと軽い衣の天ぷらに。
菊の花びらを浮かべた「菊酒」とともに風流にお楽しみくださいね～♪

　

Kazueオリーブオイルライフ編集部／フードコーディネーター・調理師
山本和枝。ＴＶや雑誌のレシピ考案、料理製作、スタイリングなど手がける。
「お料理の基礎からアレンジまで楽しく美味しく！」をモットーに料理教室開催や、
発酵食品の魅力に魅了された近年は、無農薬味噌作り教室も。
また、有機野菜や新鮮な海鮮、お肉などの食材にこだわったケータリングも好評！
■『晴晴食堂　～Harebare Diner～』
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