店頭にはたくさんの種類のキノコがならぶ季節になりました。ヘルシーで美味しいキノコをたっぷり食べて秋を満喫するレシピをご紹介します。リゾットって面倒なイメージがありますが、意外にお手軽に作れます。ぜひ作ってみてくださいね。

【きのこたっぷりリゾット】

《材料　2人分》

• しめじ1/4株
• エリンギ小2本
• ドライポルチーニ（または干ししいたけ）5g
• 　　水100ml
• 玉ねぎ（みじん切り）大さじ1
• 米1カップ
• オリーブオイル大さじ3
• ブイヨンキューブ1個
• お湯300ml
• 豆乳大さじ4
• パルメザンチーズ（粉）大さじ4〜5
• 塩・こしょう各少々
• イタリアンパセリ適宜

《作り方》

1. しめじとエリンギは粗みじん切りにする。ポルチーニは分量の水で戻し、水気を切って他のきのこと同様粗みじん切りにする。戻した水は残しておく。
2. 鍋にオリーブオイル入れ玉ねぎを炒め、透明になったら米を洗わずにいれて炒める。透き通るくらいまで炒めたら、①のキノコを入れる。
3. ②にポルチーニの戻し汁とブイヨンを加え、弱めの中火で木べらでゆっくりと混ぜながら煮詰めていく。
4. 木べらで混ぜた時に底がしっかり見えるようになったら、お湯を100ml加えて混ぜながら煮詰める。これを3回繰り返し、きのこのいい香りがしてきたらお米のかたさを確認。好みのかたさになるまで同じ作業を繰り返す。
5. 火を弱めて豆乳とパルメザンチーズを加え、塩・こしょうで味を調える。器に盛りつけたら、お好みでもう一度パルメザンチーズをふりかけ、あればイタリアンパセリを飾る。

　

きのこはお好みのものでお使いください。合わせて80gくらいを目安にしていただければ大丈夫です。種類が多いほど味わいが深くなります。
ポルチーニは香りが好きで使いましたが、干ししいたけ1枚でも代用OK。戻し汁も使って、旨みと香りも使いましょう。

工程は多いように見えますが、木べらで混ぜながら煮るだけ！　豆乳を生クリームに変えると、ボリュームをアップすることもできます。私はお米に少し芯が残るアルデンテが好きですが、お好みのかたさで楽しんでくださいね。


　

月子シュガークラフト作家・料理教室主宰
京都の商家の9代目として生まれた生粋の京女。一男一女の母。
茶道、着付けなどを学び、京都を愛し、食を愛し、骨董を好み、季節折々の行事を楽しむ毎日。夫のイギリス赴任に帯同して学んだシュガークラフトを帰国後日本に紹介するべくシュガークラフト教室「Fairyhouse」を主宰。新聞テレビ雑誌など数々のメディアに取り上げられる。教室には全国からプロ・アマチュア100人以上が師事。また海外生活での体験を生かし、ハーブを使った料理や塩の使い分けなどを教える教室やおばんざい、おもてなし料理などの料理教室を不定期開催。インスタグラム（tsukikotable）で情報発信中。
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