大葉やにんにくをちょっとお料理に使うだけで食欲が湧きませんか。
今回は香味野菜をたっぷり使ってパセリとオリーブオイルも加え、和テイストのジェノバソースもどきを作ります。お刺身にもあうので、旬のアジと合わせてみました。
プロセス付きのレシピでご紹介します！

【パセリと大葉のグリーンソース】

《材料　2人分　調理時間15分》

• 極細パスタ・カッペリーニ80g
• 　　（a）　にんにく1かけ
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ5
• 　　（a）　パセリ 大1枝（摘んだ葉10g）
• 　　（a）　大葉10枚
• 　　（a）　塩小さじ1/2
• アジの刺身（皮を引いたもの）2尾分
• みょうが（縦半分に切りせん切り）1個

《作り方》

1. にんにくは皮をむき、半分に切って芯を除く。パセリは洗って水けをよく絞る。大葉は軸を除き、ちぎっておく。
2. （a）をミキサー（またはブレンダー）でなめらかになるまで混ぜ合わせる。
3. アジは中骨を骨抜きで除き、食べやすく切る。
4. 鍋に湯を沸かし、塩（分量外）を加えてパスタをゆでる。表示よりも長めにゆでてその後すぐに氷水にとり、冷やす。
5. ④が冷えたらザルにあけ、上から押しつけるようにして水を切る。その後、少しずつキッチンペーパーにとり、水気をとる。
6. ⑤をボウルに入れ、②を少し残してかけ、全体に混ざるよう、トングでつまみ上げながら全体によく混ぜる（めんが切れないように注意）。
7. ⑥を器に盛り（あれば飾りで大葉一枚を敷き）、③をのせて残りの②をかける。

　

水けを切ったパスタにグリーンソースをすぐ絡めるのがポイント。
手際よく仕上げられるように先にソースを作っておきましょう。
カッペリーニは氷水で冷やすことでキュッとかたくなるので、30秒ほど長めにゆでるのがおすすめ。そのあとでザルに押しつけるようにすると、かなり水分が出ます。さらにキッチンペーパーで丁寧に水気をとることで水っぽくならず、味もボケたりしません。
ソースは少しずつつまみ上げてむらなく混ぜます。
そうめんでもアレンジOK。その場合はソースの塩の量を半分以下に減らしてください。残暑厳しい折、和のハーブで食欲を出して元気に過ごしましょう！




　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。