もうすぐバレンタインですね。
今年はチョコ好きにぴったりの、焼かない生ガトーショコラはいかがでしょうか。電子レンジで簡単に作れます。
口の中に入れるととろけ出す、生チョコのようなフォンダンチョコのような、ちょうど中間の仕上がり。バターに加えてオリーブオイルの香りも加わって、ひと味違ったオリジナルの生ガトーショコラです。
プロセスつきのレシピでご紹介します。

【レンジで作る濃厚生ガトーショコラ風】

《材料　6cm×13cm×2cmの長方形型　調理時間20分(冷やす時間除く)》

• 市販のミルクチョコレート2枚（100g）
• バター大さじ1（12g）
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ1（12g）
• 　　（a）　砂糖大さじ1（9g）
• 卵1個
• 牛乳大さじ1
• ココアパウダー 適量
• いちご適量

《作り方》

1. 耐熱ボウルに刻んだミルクチョコとバターを入れる。ふんわりとラップをし、電子レンジ（500W）で1分30秒加熱する。
2. ①を泡立て器で混ぜてなめらかになるまで混ぜる。チョコレートがまんべんなく溶けたら（a）を加えてよく混ぜる。
3. ②に溶き卵を5回にわけて加え、その都度よく混ぜる。さらに牛乳を加えてよく混ぜる。
4. ③にふんわりラップをし、電子レンジで1分30秒加熱する。一度とり出し、よく混ぜ、さらに1分加熱して混ぜる。ボウルの底を冷やしながらあら熱がとれるまで混ぜる。
5. 容器にラップを敷いて④をゴムベラで流し入れて表面を平らにする。ラップで包み、冷蔵庫で冷やし固める。
6. ⑤が固まったらとり出し、ココアをまぶして切り分ける。切り方によっては全体にまぶしてもよい。いちごを添えていただく。

　

いちごと一緒に盛りつければ、まるでカフェのデザートように。
小さな箱に「パヴェ・ドゥ・ショコラ（石畳のようなチョコレート）」のように敷き詰めるとゴージャスな雰囲気になります。
友チョコに配るなら小さなカップに入れてもいいですね！
ほんの少し粉山椒を入れたり、ナツメグやシナモンのパウダーを混ぜるなど味のバリエーションをいろいろ作り、食べ比べるのも楽しいですね。
ぜひお試しください！


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。