蛇腹（じゃばら）きゅうりは、その名のとおり蛇の腹のようにぐにゃりときゅうりが曲がるよう、包丁を斜めに細かく入れて切ります。
そうすることにより味のしみがよくなり食べやすいです。
今回はさっぱりと大葉としらすをオイル甘酢で和えます。

【蛇腹きゅうりとトマトのしらす和え】

《材料　4人分》

• きゅうり1本
• トマト1個
• しらす25g
• 大葉10枚
• ＜オイル甘酢＞　
• オリーブオイル大さじ1
• 米酢大さじ2
• 砂糖大さじ1
• 塩小さじ1/6

《作り方》

1. きゅうりは蛇腹になるよう包丁の先をまな板にあて下まで切り落とさないよう斜めに細かく切れ目を入れていき、同様に裏返して包丁を入れ、一口大に切る。塩少々（分量外）をふってしんなりとさせる。
2. トマトはひと口大に切る。大葉はせん切りにする。
3. オイル甘酢の材料をボウルに混ぜ合わせ、①②としらすを加えまぜる。

　

細かい切れ目にオイル甘酢がしみ込み、この時季にぴったりのさっぱりしたサブおかずになりました。
見た目が華やかで味のしみ込みしすくなる蛇腹きゅうりは、おつけもでも活躍します！
切り方は一見難しそうですが簡単です。包丁の刃先をまな板につけてきゅうりの2/3ほどのところまで斜めに包丁をいれていき、同様に反対側も入れれば完成です。
ぜひお試しを！


　

鈴木麻里子料理研究家・フードコーディネーター
テレビや雑誌などのレシピ制作やフードコーディネート、料理番組の企画制作などを行う傍ら、食育や高齢者向けの料理教室の講師を務める。
プライベートでは二人の保育園児を育てるワーキングマザー。旅とお酒が大好きで、国内外問わず子供を連れだし、各地で食の見聞を広める。子供と楽しむ料理やママ会で喜ばれるレシピが好評。