Story

もっと知りたい!④ボトルの構造

オリーブオイルの天敵、光と空気。
この二つから鮮度を守るために、
ボトルも進化しているのです。

entry_photo

 

最近、先輩の私を見る目が変わってきてる気がする。
ひょっとして、ワタシの成長を認めてくれた?

「うん、正直に言って、感心してる。この前の
『オリーブオイルの鮮度って、たくさんの人の努力で成り立ってる』っていう
セリフ、なかなかだったわよ」
そうですか、そんなにですかー(テレる

「それじゃ、もっと極めても大丈夫ね。今回のテーマは “ボトル自体の構造”。
オリーブオイルの鮮度の敵、“光・空気(酸素)・熱”の3つのうち
光と空気については、ボトルそのものを工夫して対策されてるのね」
はい、もう、どんと来いです!ええと、ボトルの・・・?

「ボトルの構造。まず光への対策については、ボトル自体を遮光にするとか、
ボトルの回りに遮光フィルムを貼るとか。覚えてるでしょ?」
これはもちろん、覚えてますとも!ワタシ、やらかしましたから。

「それに加えて酸素への対策。ほらちょっと、ボトルの注ぎ口を見比べてみて。
これはフタを開けると注ぎ口が大きく開いて、中のオイルまで見えるもの。
一方でこっちはキャップの作りが複雑にできているでしょ。

entry_photo

中には注ぎ口に小さな穴が空いているだけで、オイルが見えないタイプもあるの」

entry_photo

うーん、たしかにいろいろですね。変わった形のとか、どんな意味があるんです?

「空気は注ぎ口から入ってくるから、どうやって遮断するかが、
鮮度を保つ分かれ目になるの。だから・・・」
・・・なるほど、フタを工夫して空気への戸締まりを厳重にするわけですね。

「そうなの、その通りなの。あとね、最近ではボトルの中にも工夫がされていて、
オイルが袋に入って二重構造になっていたり。使えば使うほど袋はしぼんで、
空気はその中には入ってこないわけ。これって、すごい発明だと思わない?」

entry_photo

あ、鮮度キープボトルですね!手で押しながら少しずつ出せるので、便利に使ってます。

「なんだ詳しいじゃない、成長したわねぇ。
やっぱりボトルの構造を工夫してまでも、鮮度は大事ってこと。
たとえばお野菜やお魚は鮮度が良いほどおいしいって、みんな知ってるでしょ?
パンだって、焼きたてを狙って並んだりするじゃない?」
はい、並ぶの平気です!

「それに合わせて使うオリーブオイルだって、同じように鮮度に気を遣ったほうが、
素材のおいしさを活かせるし。さらにぐいっとおいしさを引き上げてくれる、
パワーアイテムにもなるの!」
おおー、ラスボスも倒せそうです!

「だから、買った後に気を付ける以外にもね、鮮度を気遣うヒントを見逃さないでね」
わかりました!やっぱり先輩は、オリーブオイル愛が違うなー。

 

前回の記事はこちらから

▼私の成長Story Fresh Life, Fresh Olive OIL.
【もっと知りたい!③ボトリング】

 

関連記事

ランキング