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買う時の知識、その3。種類はたくさん揃えた方が良いの?

そのままかけるもの、火を通すときに使うもの。
たとえばそんな2種類を選んだら、あとはどんどん使い切る。
大切なのは、やっぱり鮮度ですから。

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ストロング、買ってみましたよ!
香りも風味もはっきりしていて、うーん、エキサイティング。
これで私もオリーブオイル上級者の仲間入りかな。

でもまだミディアムやマイルドも知らないし、
なんだか一通り試してみたくなっちゃった。

友だちを呼んだとき、いろんな種類を並べといて、
“あなたの好みはどれかしら”なんて言ってみたりして。ぐふ。

「・・・あら、朝っぱらからニヤニヤしてどうしたの?」
あ、先輩、いたんですか!
「いるに決まってるじゃない、席はあなたの隣だもの」
いや先輩、私、オリーブオイルをたくさん揃えた上級者になろうかと。
「あ、そう」
あれ先輩、テンション低くないですか? 低血圧ですか?
「私はそんなにたくさん持ってないもの。いつも2種類くらいかな」
えー、意外!先輩のことだから、ワインセラーみたいにたくさん揃えてうっとりと・・・

「私はね、まず“香りと風味”が好みの強さの、エクストラバージンオイルを1本。そのままかけて、ふわーっと幸せな気持ちになれるタイプね。だから私の必需品」
はい、エクストラバージンは私も持ってます!

「・・・それとね、香りも味も、あまりクセのないものを1本。
炒めものとかグリルとか、パスタや炒飯にも重宝するの。火を使うときは、だいたいこっち。
エクストラバージンでない、『オリーブオイル』でもいいと思うよ。あ、ママは『ピュア』と言っていたタイプね」

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なるほど、そのままと、料理の時とで使い分けると。
でもあれ?なんで、火を使うときは、クセがないものが良いんですか??

「そうそう、使い分けがコツ。炒めたり焼いたりすると、
オイルの香りや風味は弱くなるので、せっかくの香りや風味が生かせないの。
だけど香りや風味が弱くなっても、
素材の持ち味を引き上げてくれるのは変わらないから、
お野菜なんかすごく甘く感じたりはするけどね」
そういえば先輩の手料理って、食べたことないな。どんなかな。

「・・・それとね、加熱したお料理でも香りや風味がしっかり欲しかったら、
エクストラバージンを仕上げにかけるのもおすすめよ。
そんなこと言って実は私も、昔はたくさん並べてうっとりしていたの(遠い目)。
でもね、それじゃなかなか使いきれないじゃない?
オリーブオイルでいちばん大切なことって、覚えている?」

ええと、あ、オリーブオイルは鮮度がいのちっ!

「そうそう、オリーブオイルは飾って眺めるものじゃなくて、
毎日使って楽しむもの。こんど、ウチにいらっしゃい。プロの使い方を見せてあげるわ」
ありがとうございます!先輩の手料理、興味ありますっ!

 

前回の記事はこちらから

▼私の成長Story Fresh Life, Fresh Olive OIL.
【買う時の知識、その2。オリーブオイルは、味にも種類があるのです。】

 

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