空気・光に加えて、高い温度もオリーブオイルが苦手なもの。
「あそこなら大丈夫」って保管している場所が、
意外に高温だったりするのです。

今日は、リモートでミーティング。
ここのところメールやチャットでのやりとりばっかりで、
オリーブオイル先輩としばらく会ってない。元気かなー。

「あらあなた、顔ちょっと赤くない？」
モニター越しでもグイグイ来るな、やっぱりいつもの先輩だ。

･･･え、いや、久しぶりに会えて、興奮してるんです！
「ならいいけど、熱があるなら無理しちゃダメよ。
あ、そうそう、熱と言えばね、覚えてる？」

は？展開の速さについて行けないけど、きっとまたオリーブオイルのことだろう。
「オリーブオイルの鮮度を落とす原因の３つめ、それは熱」
そら来た、え、ええ、覚えてますとも･･･（何だっけ）！

「空気と光だけじゃなくて、熱もオリーブオイルの天敵なの」

はいはい、瓶を温めたりしちゃいけないってことですよね（と話題に乗ってみる）。
「ちがーう！私が言ってるのは保管場所のこと、
オーブンレンジやガスコンロの近くとかも要注意ね。
料理中にけっこう温度が上がるから」
うーん、先輩のほうがよっぽどHOTじゃないですか、
と言いたいくらいにエキサイティングだ。

「それとね、“冷暗所”っていう言葉につられて、シンク下に保管する人もいるけれど、
意外とここもNG。熱いお湯を流したりすると、配管を通して熱がこもったりするものなの」
へぇ、これには素直に驚いた。たしかに流すの、水だけじゃないよな。
パスタのゆで汁とか、お湯で食器を洗ったりするし。

「オイル鮮度を保つための理想の温度は、13℃から15℃。でもさすがにそういう場所はなかなかないと思うから、18℃くらいならかなりイイ感じかな。
キッチンで言えば、扉付きの棚の中とかがおすすめよ。
もちろん、火元やオーブンからは離してね。じゃ、よろしくっ」

わかりました、すぐ、棚に移動させます！って･･･あれ？
オリーブオイル先輩、満足したのかミーティングを退出したけど、
今日の仕事の話は？あの資料の作り方は？部長に明日提出なんですけどー！

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▼私の成長Story　Fresh Life, Fresh Olive OIL.
【鮮度をキープ、その２。光にあてない】