とってもシンプルなオイル系パスタをご紹介します。味の決め手はにんにく、そしてたっぷり使うオリーブオイル。香りとコクをプラスし、パスタをしっとり美味しくまとめてくれます。今回は身近な食材であるツナとトマトを使っていますので、手軽に作れるのも嬉しいポイント。ケイパーやアンチョビを使えば、お店のような味わいになりますよ。

【ツナとフレッシュトマトのオイルパスタ】　

《材料　2人分》　

• ツナ160～180g
• ミニトマト16個
• にんにく1かけ
• イタリアンパセリ5枝
• アンチョビ（フィレ）　5枚
• ケイパー大さじ1
• パスタ（スパゲッティーニ）200g
• オリーブオイル50～60cc
• 塩、こしょう適宜

《作り方》

1. ミニトマトは半分にカットする。にんにくとイタリアンパセリ4枝は葉だけをみじん切りにし、ツナは食べやすい大きさにほぐす。
2. フライパンにオリーブオイルとにんにく入れて熱し、香りが出てきたらミニトマトとアンチョビ、ケイパーを入れて炒める。中火で2～3分炒めたらツナも入れて炒め合わせておく。
3. パスタを茹でる。茹で上がり1分前になったらゆで汁（150ccくらい）を②のフライパンに入れ、フライパンを揺すりながら木べらを使って白く乳化させる。
4. フライパンにゆであがったパスタを入れて和える。味見をして、足りなければ塩、こしょうで味を調える。最後に①のイタリアンパセリを入れて混ぜ合わせ、皿に盛りつける。残しておいたイタリアンパセリ1枝を飾って出来上がり。

　

アンチョビの塩分で十分美味しく仕上がります。味見をして足りなければ味をととのえるようにして下さい。チューブ入りアンチョビでも代用可能です。2人分で20gを目安に加えて下さい。

　

原田佐知子料理研究家
金融機関や不動産業界の秘書業を経て、2010年より「野菜ソムリエが教えるイタリアンの料理教室」として「スタジオルーチェ」を主宰。「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」がコンセプト。旬の食材を意識しながら、家庭でもリトライしやすいようアレンジしたメニューを得意とする。様々な企業とのコラボレッスンも多数展開中。一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会オリーブオイルソムリエ、日本野菜ソムリエ協会ジュニア野菜ソムリエ、食育アドバイザー。一児の母として子育て中
http://s-luce.net/