フランスの家庭料理の定番といえば、ラタトゥイユ。目にも鮮やかなビタミンカラーは、夏バテしがちなこの季節にぐっと元気をくれます。オリーブオイルで炒めることで野菜の旨みがグッとアップするから、野菜だけなのに大満足。できたてのあたたかいものもおいしいですが、冷蔵庫でひと晩寝かせると味が馴染んでさらにおいしくなります。たくさん作って、たっぷり食べましょう。

【ラタトゥイユ】

《材料　2人分》

• 　　（a）　ズッキーニ1/2本
• 　　（a）　なす1/2本
• 　　（a）　パプリカ（赤・黄）各1/2個
• 　　（a）　玉ねぎ1/4個
• にんにく1片
• オリーブオイル大さじ1と1/2
• 塩小さじ1/4
• 　　（b）　トマトの水煮　100g
• 　　（b）　ローリエ1枚
• 　　（b）　バジル（ドライ）少々
• 　　（b）　タイム（ドライ）少々
• 　　（b）　オレガノ（ドライ）少々

《作り方》

1. （a）の野菜をひと口大に切る。
2. フライパンにオリーブオイルと潰して芽をとったにんにくを入れて火をつけ、中火で炒める。香りが立ってきたら①と塩を加えて炒め、フタをして10分ほど蒸し焼きにする。
3. ②に（b）を加え再びフタをして、弱火で10分ほど煮る。野菜が柔らかく煮えたら強火にして水気をとばす。味をみて足りなければ、塩（分量外）で味を調える。

　

ラタトゥイユは冷蔵庫で3日ほど保存可能。パンにのせて食べたり、パスタのソースにしたりいろいろアレンジを楽しんでくださいね。

　

金子ふみえ料理家
料理家。ファッションデザイナーから料理家へ転身。食べることは生きること、ココロとカラダが喜ぶごはんを！をモットーに、身近な食材で作るおいしくおしゃれで気分がググッとあがる魅力的な料理を提案。「もっと楽しく、もっとおいしく！」お家ごはんを楽しむためのcooking workshopや食イベントを行う『ふみえ食堂』主宰。
出版パーティーや写真展、ファッション誌の撮影現場などへの、彩り豊かな目にもおいしいケータリングも人気。
■ブログ
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