暑さを吹き飛ばす、冷製パスタ風そうめん、作ってみませんか？
パセリとしそで作る鮮やかな「緑色のソース」に、アボカドとミニトマト、そしてポーチドエッグをトッピング。そうめんがイタリアンに大変身します！
松の実を混ぜてコクをプラスするのがおいしさのポイントです。

【ベルデソースのイタリアンそうめん】

《材料　2人分　調理時間　20分》

• そうめん140g
• 　　（a）　パセリ1枝（正味10g）
• 　　（a）　しそ1束（10枚）
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ5
• 　　（a）　にんにく1かけ
• 　　（a）　松の実大さじ1
• 　　（a）　塩小さじ1/3
• アボカド1個
• ミニトマト8個
• たまご2個
• 酢大さじ2
• 塩小さじ1
• 粉チーズ大さじ1
• 黒こしょう少々

《作り方》

1. パセリはよく洗い、葉先の部分をつまむ。しそは軸の太いところを除いて手でちぎる。
2. にんにくはざく切りにし、（a）のすベての材料と合わせ、ブレンダーでなめらかになるまで撹はんする（ソースの分量を増やし、フードプロセッサーかミキサーで作ってもよい）。
3. アボカドは半分に切り、種を除き、皮をむいて半月切りにする。ミニトマトはヘタを除いて4等分する。
4. ポーチドエッグを作る。小鍋に湯を沸かし、酢と塩を入れる。沸騰したら火を弱め、ぐるぐるとかき回して対流を作り、中央にたまご1個をそっと落とし入れる。箸でやさしく対流を作り、卵白を中央に寄せる。しばらくしてたまごが浮いてきたら穴あきおたまでやさしくすくいとり、冷水にとる。あら熱がとれたらキッチンペーパーの上にとって水けをきる。同様にもう1個作る。
5. そうめんは袋の表記のゆで時間よりも15秒短くゆで、すぐに流水で洗い、ざるにあげる。
6. ボウルに水けをきった⑤のそうめんを入れて、②のソースをムラなく混ぜる。
7. 器に⑥のそうめんを盛り、③を盛って、④のポーチドエッグをのせる。粉チーズと黒こしょうをふり、オリーブオイル（分量外）を回しかける。

　

そうめんはややかためにゆでて、しっかりと水けをきってから和えてください。ボウルに移すとき、押しつけるようにすると水が落ちてきます。
仕上げに、「パルメジャーノ・レッジャーノ」をすりおろしてかけると、格別のおいしさに。味見をして、アボカドに塩やしょうゆを好みでひとたらしするのもおすすめ。
家でしそやパセリを育てている方にも、お試しいただきたい夏料理です。


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。