春の恵みのトリプルソテー
ボイルされたほたるいかは、パスタや、炒めもの、焼きそばにも使える便利な食材です。冷凍しておいても火が通りやすいので重宝します。
今回紹介するレシピは、やわらかな新わかめとほたるいかのソテーに、芽キャベツのイエローグリーンをアクセントに加えた、旬の恵みのソテーです。ホットサラダ感覚でいただける一品です。

【ほたるいかと新わかめのガーリックソテー】
《材料 作りやすい分量 調理時間 15分》
- ほたるいか(ゆでてあるもの)1パック
- 新わかめ(刺身用)140g
- 芽キャベツ1個
- にんにく1かけ
- 酒大さじ1
- こしょう少々
- オリーブオイル(炒め用)小さじ2
- (a) しょうゆ小さじ1
- (a) エクストラバージンオリーブオイル(仕上げ用)大さじ1
《作り方》
- ほたるいかは目と口を押し出して除き、酒をまぶしてこしょうを軽くふる。わかめは食べやすい大きさに切る。芽キャベツは葉をはがしてさっと洗う(芯の部分は使わない)。にんにくは包丁の腹でつぶしてから粗みじん切りにする。
- フライパンに①のにんにくと水けをきったほたるいかを入れ、炒め用のオリーブオイルを加えて和えるように混ぜてから中火で焼く。にんにくの香りが立ってきたらわかめを加え、軽く炒めて火を消す。すぐに芽キャベツを加え、余熱で火を通す。
- (a)を全体にかけ、混ぜ合わせる。
最初に、にんにくだけをオリーブオイルで加熱すると、その香りがよく立ちますが、オイルが高温になると、ほたるいかを加えた際に、油はねが起きやすくなります。これを防ぐためには、にんにくと一緒に冷たい状態から加熱するのがポイントです。
また、火を通した芽キャベツを少しとり分け、仕上げ用のオイルで味つけしたあとに散らすと、見た目も美しく仕上がります。もし味が物足りないと感じたら、塩を軽くふりかけてください。にんにくを使わず、エクストラバージンオイルとしょうゆを合わせた深みある和の味わいだけで仕上げてもおいしいですよ。