ささみは柔らかな肉質ですが、加熱の仕方によってはパサつきが気になります。今回は水を使わずにオリーブオイルだけでサッとオイル煮にして、しっとり食感をキープさせる一品をご紹介します。冷蔵庫で2～3日保存可能なので常備菜にもおすすめですよ。

【ささみのオイル煮】

《材料　作りやすい量　調理時間　10分※冷蔵庫で休ませる時間を除く》　

• ささみ200g
• 塩小さじ1/2
• 砂糖小さじ1/2
• にんにく（スライス）1片分
• オリーブオイル200mlくらい
• ローリエ2枚
• とうがらし1本

《作り方》

1. ささみは筋があれば取り除き、全体に塩と砂糖をすり込む。保存袋等に入れ、冷蔵庫で2～3時間休ませる。
2. ①を袋から出して軽く洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取る。小さめの鍋にささみを入れ、にんにく、オリーブオイル、ローリエ、とうがらしを入れ、ふたをして弱火にかける。
3. 沸騰してから1分加熱し、裏返して更に1分加熱する。火を止めてそのまま余熱でゆっくり火を入れ、粗熱が取れたらできあがり。

　

残ったオイルはにんにくやローリエの香りが溶け込んでとても美味しいので、パンに付けて食べたり、パスタを作る時のオイルにしたりと色々活用して下さい。すぐ食べない場合はオイルごと密閉できる容器や袋に入れ、冷蔵庫で保存してくださいね。



　

原田佐知子料理研究家
金融機関や不動産業界の秘書業を経て、2010年より「野菜ソムリエが教えるイタリアンの料理教室」として「スタジオルーチェ」を主宰。「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」がコンセプト。旬の食材を意識しながら、家庭でもリトライしやすいようアレンジしたメニューを得意とする。様々な企業とのコラボレッスンも多数展開中。一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会オリーブオイルソムリエ、日本野菜ソムリエ協会ジュニア野菜ソムリエ、食育アドバイザー。一児の母として子育て中
http://s-luce.net/