今日は母の日にぜひ作っていただきたい「生ハムカーネーションオードブル」をご紹介します。生ハム、果物（キウイやりんご）、アスパラガスでとびきりおしゃれなプレートを作ってみませんか。生ハム2枚を扇子のように折り畳んでカーネーションの花を作り、旬のアスパラガスをピーラーで薄切りにして、茎やガクにして組み合わせて花束をデザインします。
生ハムの塩気とフルーツの甘味、そこにオリーブオイルの香りが相まってドレッシングなど不要です。

【生ハムカーネーションオードブル】

《材料　作りやすい分量　調理時間10分》

• 生ハム8枚
• キウイ1/2個
• りんご約1/4個
• グリーンアスパラガス3本
• オリーブオイル適量
• イタリアンパセリ（あれば）適宜

《作り方》

1. キウイは皮をむいて薄切りにする。りんごは半分に切り、皮つきのまま薄切りにする。
2. グリーンアスパラガスはサッとゆでてピーラーで薄切りにする。
3. 生ハムを扇子のように折り畳んで2枚を1組にして②でひとまとめにする。アスパラガス、キウイやりんごとともに絵を描くように盛りつける。
4. オリーブオイルをかけ、あればイタリアンパセリを飾る。

　

生ハムの下にキウイの緑色を敷くとカーネーションの色が引き立ちます。りんごなどもう1つ果物をプラスすることで花束のボリュームもアップ！　好みの果物でお試しください。
クッキングシートなどをふんわり折りたたんで、リボンでしばると、いっそうプレゼント感を演出できます。盛りつけのデザインを工夫することで、愛情が感じられるひと皿になりました！
昔、子どもたちが母の日にカレーを作ってくれて感動した覚えがあります。今年は、子どもたちや夫が、こんな花束に見立てたオードブルを作ってくれたらうれしいなぁ。
母の日以外でも、ホームパーティのオードブルにもおすすめです。


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。