新しょうがを店頭で見かけるようになりました。白っぽくて瑞々しい新しょうがは爽やかな辛みで、薬味だけでなくそのまま野菜としても食べたい旬の味。買ったらすぐに調理をするのがコツ。新鮮なほど美味しく作れるレシピです。手に入れば、新にんにくも使ってみてください。こちらも辛さが優しい今だけの味わい。オリーブオイルでたっぷりのしょうがとにんにくを香りよく炒め、豚肉と合わせます。このレシピはカンタンなのにスタミナのつきそうな一品で、味付けをちょっと濃くすればお弁当のおかずにもぴったりです。

【豚肉と新しょうがの炒めもの】

《材料　1人分》

• 豚肉（薄切り）150g
• 新しょうが40g
• にんにく1片
• オリーブオイル大さじ1～2
• レッドペッパー3粒
• 塩少々
• 黒こしょう適宜

《作り方》

1. しょうがとにんにくをせん切りにする。形はあまり気にしなくてもよい。
2. フライパンに①とオリーブオイル（フッ素加工していないフライパンの場合少し多め）を入れて強めの中火で焦がさないように炒め、香りが立ってきたら豚肉を入れる。
3. しょうがとにんにくをまぶすように豚肉を炒め、火が通ったら皿に盛り塩とレッドペッパーをつぶしながらかければできあがり。好みにより黒こしょうをふってもよい。

　

新しょうがが手に入らない場合、しょうがの量を半分くらいに減らしてみてください。豚肉の旨みとしょうが、にんにくのスパイシーさで味付けはいらないほどですので、アクセントとなるレッドペッパーは省いても構いません。
豚肉の脂が気になる場合はさっと湯がいておきます。減塩されている方は塩なしで味わってみてください。わが家では塩は使わずいただきます。


　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/