賀茂なすの味噌田楽
こんにちは!Akikoです。
京都生まれの私はこの季節、野菜売り場で賀茂なすを見かけるとたまらず手にとってしまいます。旬の短いなすでちょっと値は張りますが、キメの細かい身がずっしりとつまり、とっても大きいので食べ応え十分! 火を通すとトロトロととろけるように柔らかくなります。赤白、味噌の味わいの違いも楽しんでくださいね♪
【賀茂なすの味噌田楽】
《材料 2人分》
- 賀茂なす1個
- オリーブオイル大さじ2
- <田楽味噌(白)>
- (a) 白味噌80g
- (a) みりん、酒、砂糖各小さじ2
- かつおぶし小さじ2
- <田楽味噌(赤)>
- (b) 赤味噌80g
- (b) 酒、みりん各小さじ2
- (b) 砂糖大さじ2
- 白ごま適宜
《作り方》
- 賀茂なすは縦半分に切り、切り口にさいの目に包丁を入れ、塩水に10分ほどつけてあくぬきする。ざるにあげ水けをきっておく。
- 田楽味噌(白)の(a)の材料を鍋に入れ、弱めの中火で練るように火を通す。アルコールが飛んでぽってりしてきたら、かつおぶしを加えて混ぜ、火を止める。できた味噌をへらで別皿に移し、同じ鍋で、田楽味噌(赤)の(b)の材料を入れ、同様に作る。
- 水気をしっかりふいた①のなすの皮部分に、オリーブオイル(分量外)をまぶすように塗っておく。フライパンにオリーブオイルを熱し、最初は強めの火で皮部分だけを揚げるよう焼く(大きめのフォークでなすを刺し、転がすように焼くとよい)。少し火を弱め、切り口の大きい方を下にして焼く。いい加減に焦げ目がついたら、なすを裏返し、ふたをして弱火で10分程度焼く。
- 箸で刺して柔らかく感じるくらいに十分に火が通ったら、ペーパータオルの上にとり余分な油を吸わせる。皿に置いたなすに2色の田楽味噌を塗り、白ごまをふる。
オリーブオイルを使うとさっぱり仕上がり、なすの風味が際立ちます。火の通りの目安は箸が楽に刺せるくらいの柔らかさ。急ぐ時には電子レンジにかけてもかまいません。
とろっとした食感は賀茂なすならではのものですが、手に入りやすい米なすや普通のなすでも作れます。火を通す時間はなすの大きさで調整してみてください。なすは輪切りにしてもよいでしょう。
田楽味噌は残ると思いますので、ほかの料理にも使ってくださいね♪