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オリーブ×オリーブの自家製ヨーグルト

わが家ですくすく生長中のオリーブの樹。剪定を兼ねてテーブルコーディネートやフラワーアレンジメントに使うこともありますが、こんな風に自家製ヨーグルトを作ることもできるんですよ。切ったばかりの新鮮なオリーブの葉を茎ごとミルクに入れて、発酵させるだけ。香り高いエクストラバージンオリーブオイルを垂らせば、Wオリーブの爽やかなデザートができあがり。さあ、早速やってみませんか?

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自家製ヨーグルトは種菌を使うもの、ヨーグルトを種に使うものに大別されますがこれは植物そのものが持つ乳酸菌を「温度」「乳酸菌のエサ=糖分」のふたつで引き出して発酵させるちょっと特別な方法。今回は消毒した容器に牛乳400ccに対し、はちみつ大さじ1.5、さっと洗ったオリーブの葉と茎2本(15cm×2本)程度を入れました。おすすめは早く確実に作れるヨーグルトメーカーを使う方法で、40度7時間にセットし数時間放置します。

ヨーグルトメーカーがない方のために常温での方法もお伝えしますね。今回は初めてはちみつを使ったせいか、ヨーグルトメーカーの時間設定後も固まらなかったため、この時点で「エサ」を追加しました。てんさい糖をそれぞれの容器に大さじ1/2ずつ入れて良く混ぜてさらに放置したところ、数時間でヨーグルトメーカーのほうが固まりだして完成。常温のほうも気温が高かったせいかプラス1日で完成! 
完成の目安は液体とヨーグルトに分離しているかどうか。柔らかいので全体を混ぜてドリンクとして飲むほか、キッチンペーパーなどでじっくり漉して濃厚にすることも可能です。


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3回作れておトク♪植物性ミルクでもOK

ヨーグルトメーカーの温度設定でもわかるように発酵温度は人間が暑いと感じるくらいなので、これからの時季はヨーグルト作りにぴったり。常温の場合材料を混ぜて2~3日でできるはずなので、それ以上かかる場合は失敗とみなし捨てたほうが無難です。固まりづらいと感じたときはオリーブの葉や糖分を足すと発酵が強まります。

牛乳が一番作りやすいと思いますが、豆乳やアーモンドミルクでも作ることができます。一度完成したら、ヨーグルトがついたオリーブの葉や枝をまた消毒した容器に入れてミルクを注げば二回目のヨーグルトが作れます。二回目、三回目は糖分なしで固まりますが、固まりにくいようなら砂糖などを少し足してみてください。

一回目のヨーグルトはほのかに甘いのでオリーブオイルをかけてそのままデザートに。二回目からは以前ご紹介したライタ(インド風塩ヨーグルト)やカレーなどの料理に使うのも良いでしょう。発酵は腐敗と紙一重なので、容器や混ぜる器具などをきちんと消毒することやおかしいなと感じたらいさぎよくあきらめることも大事です。

ライタのレシピはコチラ↓。ぜひ楽しんでくださいね。
■ライタ
https://oliveoillife.jp/recipe/6833/

 

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