オリーブオイルの本場って、どこかご存じですか？
現在では、スペインやイタリアなど地中海沿岸地域をはじめ、世界中で作られています。
でも大切なのは“どこ産”よりも、鮮度の良い好みのオイルを選ぶことですね。

オリーブオイル探偵の私としては（先輩に名付けてもらった）、
もうひとつ、解明したい謎があるのだ。

外国っぽい、おしゃれなラベルをよく見るけど、
いったいオリーブオイルって“どこ産”なの？

先輩はオリーブオイルLoveでイタリアに出かけたって言ってたけど、
作っているのはそこだけ？

「･･･ふふふ、知りたい？」
出たな、オリーブオイルの怪人！今日こそ決着を･･･

「はいはい探偵さん、話を進めるわね。
もちろんイタリアは世界でも有数の生産国なんだけど、実はほかでも作られているの。
そもそもオリーブオイルの起源は地中海沿岸と言われていて、
世界の上位生産国も、そのあたりに集まってるわ」

地中海？アフリカと欧州とアジアに接した地中海性気候で有名なあの海ですね？
「棒読みありがと。それで、実は生産量の１位は圧倒的にスペインなの。
イタリアと合わせて世界の４割以上を占めてるから、
その２カ国のオリーブオイルは目につきやすいというわけ」

世界の約４割以上？じゃ、残りは“どこ産”なんですか？
「もちろん地中海沿岸の国のものが多いけど、最近はオーストラリア、アメリカのカリフォルニア、南アフリカ、あとチリ産とかも見かけたりするわね」

オリーブオイル怪人のおススメは、やっぱり地中海周辺で作られたものですか？
「･･･私の見立てとしては、“どこ産”のものだから良い、っていうことではないわね。
でもやっぱり生産量の多いところの製品は割と品質も安定してるし、
いつでも手に入りやすいから安心かな。
毎日使うものだから、好みのオイルを買いやすいっていうのは嬉しいし」

ちなみに日本産って無いんですか？
「あるわよ、生産量は少ないけど香川県の小豆島産とか。
でも日本で売られているオリーブオイルは、スペイン産やイタリア産のものが多いわね。
安定した販売をするために、生産量の多い国から仕入れているみたいよ」

そうか、私って知らずに地中海が似合う女になっていたんだな･･･
あれ？先輩の姿が消えた･･･先輩、ごはん食べて帰りましょうよ！

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▼私の成長Story　Fresh Life, Fresh Olive OIL.
【買う時の知識、その４。結局、大きなボトルのほうがお得？】