「空気、光、そして熱が鮮度を落とす」。
ではいったいどうしたら、その３つからオリーブオイルを守れるのでしょう。
今回のテーマは見えない強敵、空気のお話。
保存のコツを、テンポ良く学んでいきます。

「オリーブオイルの鮮度に立ちはだかるモンスター、最初のそれは･･･」
最初のそれはっ？
「空気なのです」
空気？見えないけれどいつもあって、私がいつも吸ってるやつ？
「そこまで説明しなくても良いから」

でもオリーブオイル先輩、空気を避けて保存なんて無理でしょう。
「まあ、聞いて。空気と言ってもオリーブオイルが直接触れているかどうかね。
直接空気に触れていると、空気中の酸素の影響で“酸化”という現象が起こってしまうのね。
この酸化が鮮度を落とす原因になるの」

なるほど、先輩のお肌の調子が良くないのも、その酸化が原因ですね！
「何か聞こえたけど、続けるわね。そもそも未開封の瓶の中にも空気は少しだけ入っていて、
開封するとオイルが減る分、空気のほうは増えていく。
つまり使えば使うほど、酸化しやすくなっていくのね」

･･･だからと言って使わなくても、空気にはずっと触れている。
ということは、もうさっさと使い切るしかないですね！
「まさにその通りだけど、保管のコツもいくつかあるの。
まず、使ったらフタはすぐしっかり締める」
･･･締める。

「つぎ、瓶は立てて保存する。たまにワインのように寝かせればいいんじゃないか、って
思う人もいるようだけど、空気と触れるオイルの面が大きくなるから、これは逆効果なの」
･･･立たせる。

「そして3つめ、使った時、瓶の口についたオイルは、きちんと拭き取ること。
口についたオイルは酸化しやすくて、次に使うときに混ざってしまうから」
･･･口を拭く。

「そうそう、締める、立たせる、口を拭く。鮮度のために、その手間を忘れないでね。
あ、あと、もし別の器に移し替えるなら、移す時にもう空気に触れてしまうので、
使い切れる分だけにしてね。残ったらまた瓶に戻す、なんてのもNGだから」

了解です、先輩もお肌を酸化させないようにがんばってください！

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▼私の成長Story　Fresh Life, Fresh Olive OIL.
【鮮度をキープ、それはいったいどうしたら？】