むきエビで手軽に!プリプリサクサクなエビフライをオリーブオイルで
大人にも子供にも人気な定番メニュー、エビフライ。ですが、はじめから手作りするのはちょっとハードルが高く感じられている方も多いようですね。
下ごしらえが面倒、衣がはがれたり焦げたりして見た目がおいしそうに仕上がらない、衣がべちゃっとしてしまう。。そんなイメージのある方にぜひ、試していただきたい。
殻付きえびの処理が面倒ならば、むきエビを使って手軽に作れる方法で。
さらに、冷凍エビでおいしくプリプリに仕上げるコツ、フライパンで少ない油で揚げるにはオリーブオイルを、などなど、手作りならではの、手軽で美味しく作れる方法をお伝えしたいと思います。
<プリプリに仕上げるエビの下処理のコツ>
まずは、冷凍エビの解凍について。
エビフライの主役はもちろんエビ。冷凍エビをグッとおいしくする解凍方法です。
おすすめポイントとして、「重曹」を使います。日ごろのお料理ではあまりなじみがないものかもしれませんが、使っていただくと、断然仕上がりが変わります。
スーパーだと、製菓製パン売り場に置かれていることが多いと思います。私が使っているのは、50gで税込72円くらいのものです。
<エビ4人分:300gに対して>
・ぬるま湯(40℃くらい)・・・・・1リットル
・塩・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
・重曹・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1(約18g)
これを混ぜて、冷凍エビを5~10分ほどつけて解凍し、ザルに上げてキッチンペーパーなどで水気を拭きます。ぬるま湯を使うことで、素早く解凍ができます。
冷凍ではないむきエビの場合は、ぬるま湯を冷水に変えて5分ほどつけてください。
プリッと臭みなく仕上がります。
揚げ上がりをカリッと仕上げるには、水気は大敵なので、下処理後は、しっかりと水気は拭き取ってください。
そして、背ワタがあると、臭みやジャリっとした食感の原因になります。むきエビですと背ワタはあまり気にならないことも多いですが、背側にワタの筋が見えるようでしたら、爪楊枝などで引き抜いておいてください。
<衣つけと揚げ方>
下処理したエビに、小麦粉をまぶす→溶き卵をからめる→パン粉をつけて揚げる、という流れになります。一般的なフライの工程よりも、洗いものが少なくできる方法です。
揚げるときの油はオリーブオイルがおすすめ。パン粉がカリッとする効果は絶大です。
エクストラバージンオリーブオイルでなくても、ピュアオイル(オリーブオイル)で十分です。
たくさん油を使うとなると、オリーブオイルだととても高価になってしまうので、フライパンに少ない油をしいて揚げる方法でご紹介します。
<材料>
・むきエビ(解凍・下処理済)・・・・・・・・・・300g
・小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
・溶き卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
・ドライパン粉・・・・・・・・・・・・・・・・・80gくらい
・オリーブオイル・・・・・・・・・・・・・・・・フライパン全体に広がるくらい
<作り方>
①解凍してしっかりと水気をふいたむきエビに、まずは小麦粉を全体によくまぶす。
②溶き卵を加えて、よくからませる。
③バットにドライパン粉を入れ、②のエビ1個ずつにしっかりとつけ、余分なパンをを落とす。
④フライパンにオリーブオイルを入れ、火をつけたらすぐに③を並べ入れて両面色よく揚げ焼きにする。
オリーブオイルで揚げることで、衣はカリッと風味よく仕上がり、あっさりとした揚げ物になります。
フライパンで少ない油で揚げ物(揚げ焼き)をするとき、油の温度がすぐに上がってしまうので、火をつけたらすぐに素材を並べ入れると、加熱ムラや焦げることが少なくなります。
揚げ終わりは、フライパンにはほとんどオイルは残らず、油の処理もカンタンです。
食べる際は、簡単なソースは、マヨネーズ+ケチャップを1:1で。
定番のタルタルソースももちろん合います。
パクチー(香菜)、レモンなどを添えるものおすすめです♪
時間がたっても衣はサクサクなので、お弁当にもおすすめです。
ぜひお試しください。