1月7日、納豆汁はいかが?
山形の郷土料理「納豆汁」は東北や北陸に伝わる、昔ながらの冬のぜいたくなお味噌汁です。
山形では七草粥にかわって、1月7日に食べる地域もあるそうです。
すりつぶした納豆を味噌と一緒に汁に溶きますが、納豆のにおいはそれほどなく、
味に甘みや深みを加えてくれるんですよ。
そこにオリーブオイルをちょいたし!まろやかさとコクが出てさらにおいしくなります♪
【納豆汁】
《材料 1人分》
- 納豆1パック
- 油揚げ1枚
- こんにゃく1/2パック
- 木綿豆腐1/2パック
- 乾燥いもがら15cm
- 長ねぎ5cm
- だし汁400ml
- みそ大さじ1と1/2
- オリーブオイル適量
《作り方》
- ① 納豆は細かく刻み、すり鉢でする。油揚げは油抜きし、乾燥いもがらは水でさっと洗い熱湯でもどしておく。ねぎは小口切りにする。
- 油揚げ、こんにゃく、木綿豆腐は1cm角に切る。①のいもがらは幅1cmに切る。
- 鍋にだし汁と②を加えてひと煮立ちさせる。
- すりつぶした納豆にみそを加え、③のだし汁で伸ばしながら溶き、鍋に加える。
- 沸騰直前で火を止め、器に盛り長ねぎをのせる。オリーブオイルを回しかける。
いもがらは、里芋の茎を干して乾燥させたものです。「ずいき」や「わりな」とも呼ばれます。
スーパーでお目にかかることも珍しく、手間がかかることから値段も少々割高ですが、しゃりっとした食感とクセのない味で納豆汁によく合います。
納豆の粘りでとろみが付いた具沢山の汁はとっても温まりますよ~!
滋養深く体にやさしい味の納豆汁。
ぜひお試しくださいませ!