切り落とし肉を活用したおもてなしにも使えるメイン料理です。みかんの酸味とおいしいオリーブオイルで牛肉をさっぱり食べられます。かたくり粉の衣で揚げた牛肉のカリッと感を楽しめるように、ソースは食べる直前にかけるのがおすすめです。

【牛のカリッと揚げ　みかんソース】

《材料　2人分　調理時間　20分》

• 牛肉（切り落とし）300g
• かたくり粉大さじ4～
• イタリアンパセリ適量
• オリーブオイル（揚げ焼き用）大さじ3
• ＜ブライン液＞　
• 　　（a）　砂糖小さじ1
• 　　（a）　塩小さじ1
• 　　（a）　水100cc
• ＜みかんソース＞　
• みかん2個
• 　　（b）　オリーブオイル大さじ1
• 　　（b）　酢大さじ1
• 　　（b）　塩小さじ1

《作り方》

1. ビニール袋に牛肉と（a）を混ぜたブライン液を入れてよく揉み、5分置いておく。
2. 1枚分20g程度に肉を丸め、かたくり粉をまぶして薄く延ばし、1枚の肉のように成形する。
3. 揚げ焼用のオリーブオイルをフライパンで熱し、②を入れて両面を焼く。
4. みかん1個は、半分に切って絞る。残りの1個は皮をむいて食べやすい大きさに切る。
5. ③と（b）をまぜてみかんソースを作って②の肉にかけ、イタリアンパセリをふったらできあがり。

　

ブライン液は下味に使う調味液で、肉をしっとりジューシーに仕上げる効果があります。牛だけでなく、鶏や豚を使ってもおいしくいただけますよ。みかん以外の柑橘でも作れますが、甘みが足りない場合は、はちみつや砂糖で味を調整してください。オリーブオイルは辛みや苦みのあるタイプもみかんの甘みと相性が良いのでおすすめです。

　

小平文料理家、真空シーラー狂
家庭用真空シール器をこよなく愛し、いつしかまわりからシーラー狂と呼ばれるように。週4料理、週3温めご飯を実践し、多めに作って完成品を小分け冷凍することで「自家製レトルト」を作る冷凍前提の作り置き教室を主宰。現在オンラインレッスンでは、AYAの頭の中の引き出しをどんどん開けてほしいというコンセプトで開催。プライベートでは夫婦ふたり暮らし。分子栄養学を実践しアトピー改善と、ノーメイク、ノー基礎化粧を10年以上。趣味は、茶道、着物、モダンカリグラフィー、社交ダンス。
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