しめじと舞茸をひと株ずつ入れた、大胆な炊き込みごはんはいかがでしょうか？
土鍋で作ってそのままテーブルに出せば、歓声が上がること間違いなし！
ベーコンを小さく切って入れ、固形コンソメで炊き込みます。
オリーブオイルを入れることでお米全体がつやよく炊き上がります。
混ぜるときにほぐすので入れるときは大きいままドカン！と。
炊飯器でも炊けますが、今回は土鍋を使ったレシピをお届けします。

【しめじと舞茸とベーコンの洋風炊き込みごはん】

《材料　4〜5人分　内径25cmのだ円形の土鍋使用　調理時間25分》

• 米2合
• しめじ1株（正味200g）
• 舞茸1株（正味160g）
• ブロックベーコン60g
• 玉ねぎ 60g
• 　　（a）　水300ml
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ1
• 　　（a）　固形コンソメ1個
• 冷凍むき枝豆30g
• オリーブオイル適宜
• 　　（b）　パセリのみじん切り適宜
• 　　（b）　粗びき黒こしょう適宜

《作り方》

1. 米は洗ってザルにあげて水気をきる。
2. しめじと舞茸は石づきを切り落とす。ベーコンは1cm角に、玉ねぎはみじん切りにする。
3. 土鍋に①を入れ、（a）を加えて、②と枝豆を上に入れる。
4. ③を強めの中火にかけ、約5分で沸騰したら弱火にして10分加熱する。5秒強火にしてから火を消す。15分蒸らしてできあがり。
5. ふたを開けてしめじと舞茸をほぐして食べやすくよく混ぜ（好みでオリーブオイルを加えてもよい）、茶碗に盛り（b）を散らす。

　

炊き上がりのごはんはくすんだ茶色になりますが、舞茸の色なのでご心配なく。
おもてなしなど枝豆の色をキレイに見せたい場合は後でいれましょう。好みで仕上げにオリーブオイルを加えるとオイルの香りがいっそう引き立ちます。
秋の味覚満載の楽しい食卓を囲んでください！　


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。