こくのある豚トロをおいしくいただくために、さわやかな辛みの新しょうがと合わせてみました。脂の多い部位はカリカリになるまで焼くことが大事！　バジルの香りも加わっておいしくいただけました。しょうがもたっぷりいただけますよ。豚肉の脂があまり得意でない方にもお試しいただきたい一品です。

【新しょうがと豚トロのソテー　バジル風味】

《材料　2人分　調理時間15分》

• 豚トロスライス200g
• 新しょうが100g
• バジル10g
• オリーブオイル小さじ1
• 塩・こしょう各適量
• 赤とうがらし（好みで）適宜

《作り方》

1. 豚トロは大きいのがあれば食べやすく切る。しょうがはよく洗って2mm厚さにスライスする。バジルは洗って飾り分を残し、葉を摘んでおく。
2. 豚トロに塩・こしょうをふり、熱したフライパンに入れて中火でカリカリになるまで焼く。脂が出てくるのでキッチンペーパーで吸いとり、とり出す。
3. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、しょうがを炒める。辛いのが好きな方は赤とうがらしを加える。しょうががしんなりしてきたら塩・こしょうをふり、②の豚トロを戻し入れ、バジルを加えて全体に混ぜ合わせる。
4. 皿に盛り、バジルを添える。

　

刺激的な辛さが好みの方は赤とうがらしを加えてください。
豚トロは脂がカリカリになるまで炒めてキッチンペーパーで油を吸いとると、くどくなくいただけます。オリーブオイルの香り、バジルの香りで夏らしいさわやかなビールのおつまみになります。
ぜひお試しください。


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。