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しらす好きのオリーブオイルメニュー

しらすは常に冷凍ストックをしておくくらい、とても好きな食材です。
ご飯はもちろん、パスタやパンなどにも良く合いますし、何より、使い勝手が本当に手軽。
仕事の合間のまかないにも、よく登場しています。
今回はそのしらすとオリーブオイルの相性と食べ方について。
みなさんもよくご存知なことと思いますが、あえて、しらす好きのオリーブオイルメニューとして、ご紹介させていただくことにいたします。


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<まかないの2大メニュー>

うちのスタジオでは、作業が続いて調理の時間があまりとれないお昼のまかないの時など、よく登場する2大メニューがあります。

ひとつは、ご飯と合わせる「しらす豆腐丼」。

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温かいご飯の上に、刻みのり又はちぎった焼きのりを散らして、絹豆腐としらすをのせ、青ねぎと、いりごまを散らして、醤油とオリーブオイル。

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豆腐の入らないしらす丼にしても良いのですが、実はこれは意外と絹豆腐がポイントで、
豆腐の甘みがしらすのうま味や醤油の塩味をいい具合に調和してくれて、つるりとした食感がのど越しよく、そして食べ応えがアップするのです。
オリーブオイルをかけると、ただ淡泊な味わいではなくなり、コクのある奥行きのある味に。そして、しらすの生臭みがやわらぎます。
スプーンやさじで、ご飯とちょっと混ぜながら食べるのがおいしいのです。

もうひとつは、「しらすトースト」
パンは何でも良いのですが、カンパーニュやバゲットなど、シンプルな味のパンを選ぶことが多いです。

パンにまずオリーブオイルを全体にかけたら、しらすとシュレッドチーズ。あれば、バジルや青じそなどをちぎって散らしてオーブントースターに。更に上からもオリーブオイルを少々。人数が多いときは、オーブンでまとめて焼きます。

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分量などはもう適当で。しらすもチーズもたっぷりのせた贅沢使いが幸せ。
食べたときの、パンにしみたオリーブオイルの香りやジューシーさがおいしさのポイントでもあります。

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仕上げに粗びき黒こしょうをかけても。
焼く時に、しらすとチーズの下に、トマトのスライスをしのばせてもおいしいです。

丼もトーストも、どちらもこまかなレシピが必要なくて、あるもので自分好みにその時々で作れるのが良いところです。

<日持ちがよいストック使い>

わが家では朝ごはんに用に、オリーブオイルでカリカリに炒りつけた「しらすふりかけ」を、夫のリクエストにより常備しています。

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いつもの朝食はご飯と味噌汁派で、ご飯に目玉焼きをのせてそのふりかけをかけたり、納豆に入れて混ぜたり、ふわ玉ご飯(生卵+納豆を混ぜてふわふわにしたご飯をわが家ではそう呼んでいます)に入れたり。無いとなんだか物足りないのだとか。

フライパンにオリーブオイルとしらすを入れてひと混ぜしたら、弱めの中火くらいの火加減で、じっくりと、しらすが少しカリっとするまで炒りつけます。
(分量目安:しらす200gに対してオリーブオイルは大さじ3くらい)

そこに白ごまを加えて更に軽く炒りつけて完成。
最近は、白ごまと一緒のタイミングで、小エビ(あみえび)の乾燥したものを合わせるようになりました。

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オリーブオイルで作ると、なんだか香ばしくなってうま味がしっかりするような感じがします。
もともと乾燥度合いの強い、ちりめんじゃこならもっと手軽なのでは?とも思うのですが、しらすをオリーブオイルで炒ることでの硬すぎない食感や味が、どうも良いらしいのです。

日持は2週間くらいは余裕でもつので、いつもたっぷりめに作っておきます。
炊き立てご飯に混ぜておにぎりにするのも良いですね。

ご紹介したお料理はどれも、身近でイメージしやすいものだと思います。
そういうものこそ改めてやってみると、意外とまた発見があるかも!?
世の中のしらす好きの方、オリーブオイルとの相性をぜひ再確認してみてください☆

 

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