「カ・デル・ヴィアーレ」のシェフ、渡辺武将さんが教えてくれたのはフレッシュなトマトをたっぷり使ったさわやかな一品。お店では天然真鯛を使っていますが、手に入る旬のお魚で試してみてください。チキンにも合いそうですね。

《材料　2人分》

• 真鯛2切れ
• トマト大1個
• アスパラガス2本
• ケッパー、オリーブの実各少々
• イタリアンパセリ（粗く刻む）小さじ1
• オリーブオイル適量
• オレガノ（フレッシュ）適宜
• 黒こしょう適量
• 水50cc

《作り方》

1. 真鯛は塩をふり、皮に切れ目を入れる。トマトは小さめの一口大に切る。アスパラガスは三等分し、根元の方は皮をむき固めにゆでておく。
2. フライパンにオリーブオイル（分量外）を熱し、真鯛を皮目を下にしてこんがり焼く。八分目まで火が通ったら、そっと裏返し、トマトとアスパラガス、ケッパー、オリーブの実、水を加えて強火にする。
3. トマトに火が通ってきたら、イタリアンパセリとオリーブオイルを一回し加え、一気に仕上げる。皿に盛り付け、オレガノを添え黒こしょうをふる。

　

シェフがこだわるのはトマトのフレッシュ感。煮込みすぎず短時間で仕上げます。イタリアンパセリはイタリアンに欠かせないハーブ。家庭菜園で一鉢あるととても便利ですが、買って一度に使い切れないときは水に挿しておくとしばらく持ちます。
フレッシュオレガノはトマトによく合うハーブ。フレッシュなオレガノは手に入りにくいかもしれませんが、バジルなどほかのフレッシュハーブを添えてみても良いでしょう。


　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/