オリーブが実り色づく季節
都内マンションのベランダで育っている我が家のオリーブ。果実の成長はゆっくりなので「ずっと青いままだなー」と思っていたら、いつのまにか緑から紫に色づいてきました。その色はだんだんと濃く黒紫へ! 緑の実を絞ると濃い緑のオイルが、しっかり熟した黒い実を絞ると黄色っぽいオイルがとれるそうなんです。
今年5月に「オリーブの花咲く季節」と題し、可愛らしいオリーブの花が咲く様子をご紹介しました。その後数カ月かけて小さな米粒のような実が大きく育ち、そして緑に色づきました。
よく見かけるオリーブの塩漬けは緑と黒の二種類がありますが、下処理には簡単には買えない薬品を使うか相当強く塩を使わないといけないようで断念。たった数粒なのでムリに加工するより、その姿を愛でたほうが良いのでは?と考え、結局食卓に飾ることにしたのです。
オリーブに捨てるところなし!
今年6月には「オリーブ×オリーブの自家製ヨーグルト」と題し、オリーブの茎や葉を使って発酵させるヨーグルトをご紹介しました。オリーブの葉は海外では薬効の高さからサプリメントとして販売もされており、国産でも葉のお茶が販売されています。我が家でも葉の粉末は常備しており、緑茶やスムージーに加えて飲んでいます。
お茶請けには旅みやげのアジの煮干しを。少しエクストラバージンオリーブオイルを垂らすだけで驚くほどおしゃれな味わいになります。オリーブは植物として栽培を楽しむこともでき、すべてを余すことなく使うことができる点も最高! せっかく実ったけれど食用にするほどの数もない・・・というときはぜひオリーブを食卓に飾ってみてください。とても長持ちしますしドライフラワーにすることも可能ですよ。