クミンと花椒が香るラムソテー
おもてなしに、夕食にと家庭でも楽しめるようになってきたラム肉。塩、こしょうだけのシンプルな味付けでも十分おいしいけれど、今回はちょっとアジアンテイストのレシピをご紹介します。見た目にも食欲をそそるラムチョップのフライパンソテーは、スパイスとレモン、オリーブオイルでマリネすることで肉質もやわらかくなり、風味もよくなります。ラムチョップは焼き方のコツをつかめば、フライパンでもおいしく調理することができますよ。
【クミンと花椒のラムチョップ】
《材料 2人分》
- ラムチョップ6本
- 塩、こしょう各適量
- オリーブオイル小さじ1
- (a) オリーブオイル大さじ1
- (a) にんにく(すりおろし)1/2片分
- (a) レモン汁1/4個
- (a) クミン(パウダー)小さじ1
- (a) 花椒(パウダー)小さじ1
- 花椒塩、とうがらし、セルフィーユ適宜(仕上げ用)
《作り方》
- ラムチョップに塩、こしょうをふり、(a)でマリネして冷蔵庫で一晩おく。
- 焼く前に①を冷蔵庫から出し、常温に戻しておく。
- フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、肉の脂身のある側面から2〜3分香ばしく焼く。次に先端部を30秒ほどトングなどで押さえながら焼く。
- 弱火にし、肉の表面を2〜3分焼き、裏返してもう片面を1分ほど焼く。バットなどに取り出し1分ほど肉を休ませる。
- 皿に盛り付け細かくしたとうがらしを散らし、セルフィーユを添える。お好みで花椒塩をふってできあがり。
オリーブオイルでマリネし、香ばしく焼けたラムチョップは余分な油が落ちて甘みと旨みが引き立ちます。焼き加減は肉の厚みによって調整して下さい。厚みのある場合は、焼きあがった後に空気穴をあけたアルミホイルで軽く包み、余熱で火を通すことでやわらかい食感に仕上がります。とうがらし(レッドペッパー)は粗く砕いたもの(クラッシュタイプ)を使うか、手で細かくして飾り用に使います。ハーブは他のもので代用しても構いません。