わが家の冷凍庫はいつもパンパン。冷凍食材でも美味しくできる料理は忙しい主婦や急なおもてなしのためにレパートリーが必要です。このレシピは前菜といいつつ実はずっと食卓において最後まで楽しめるので場持たせにも最適です。えびだけだとあっという間になくなってしまいますが、美味しいバゲットを用意しておけばレモン風味のオイルで最後まで楽しめますよ♪

【えびレモン】

《材料　2人分》

• えび（殻付き）6尾
• 酢、塩各適量
• 　　（a）　レモン汁大さじ2
• 　　（a）　エクストラバージンオリーブオイル50cc
• 　　（a）　にんにく（すりおろし）小さじ1/3
• 　　（a）　塩ひとつまみ
• 　　（a）　パセリ（みじん切り）適量
• 　　（a）　白こしょう適量

《作り方》

1. えびは殻を外さないように背わただけを抜く。冷凍えびの場合、塩（分量外）でもんで洗ってから使う。
2. えびが泳ぐ程度（倍量ほど）の湯を沸かし、酢と塩を少し入れてさっとゆでる。ざるにとって冷まし、殻と尾を取って目立たないようにフォークを数カ所に刺しておく。
3. 深さのある皿に（a）を合わせたマリネ液を作っておき、えびを漬けたらできあがり。

　

しばらく置いたほうが味がなじんで美味しいのですが、フォークで穴をあけているので急ぐ時はそのまま出しても大丈夫。パセリは洗って水気をよく取り、そのままチャック袋で冷凍しておくと、手でもむだけでみじん切りと同じように使えます。
数日保存できるので、作り置きしておくとおもてなしの時などにさっと出せて便利ですよ。



　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/