イエロー&グリーンで彩りよく
ヘルシーなささみはぱさつきやすいのが難点。卵とパセリの衣をまとわせて、オリーブオイルでジューシーに焼き上げハーブを香らせます。下ごしらえの段階で軽く酒蒸ししておくことで、火を使う時間を減らすことができます。パセリ等を使わず、卵だけを絡めてシンプルに作ってもOK!手軽に作れて冷めても美味しいので、一口大に切って作りお弁当のおかずにするのもおすすめです。
【ささみの黄金焼き】
《材料 2人分》
- 鶏ささみ(筋なし)1パック(3~4本)
- 日本酒大さじ1
- 卵1個
- パセリ(みじん切り)大さじ1
- 塩ひとつまみ
- オリーブオイル大さじ1/2
- タイム適宜
《作り方》
- 鶏ささみは強めに塩こしょう(分量外)をふって耐熱皿などに入れ、日本酒をふってラップをふわっとかけ、600wの電子レンジで2分30秒加熱して酒蒸しする。中心まで火が通らなくても、全体が白っぽくなって肉汁が出ていればOK。皿にたまった美味しい肉汁(スープ)はとっておく。
- 卵はタッパに割り入れ、塩ひとつまみを入れてよく混ぜ合わせておく。①の鶏ささみをこのタッパに入れ卵液を全体に絡める。
- フライパンにオリーブオイル大さじ1/2をしき、②のささみを並べ入れてパセリを表面にふる。フライパンに火をつけて中火にし、ささみをひっくり返してパセリのついた方から2分ほど焼く。
- ③が焼けたら弱火にし、今度はパセリをふっておいたもう片面のほうを焼く。ふたをして5分ほど蒸し焼きにする。
- 焼き上がったら皿に盛り、残ったパセリまたはあればタイムを散らして出来上がり。
※①の肉汁、②の卵液、残ったパセリは、すべて混ぜて取っておく(冷凍可能)。
鶏ささみの筋は自分でとっても、残したままでも構いません。私自身は筋はあまり気にならないのでそのまま調理することも多いです。パセリは洗って水気をふき、冷凍しておくとみじん切りをしなくても凍ったまま粉々になり、そのまま使えます。
ささみを酒蒸ししておくと、火が通りやすくなり美味しい出汁も取れるので一石二鳥です。最後に残った卵液は次回のレシピに使いますが、そのままかき玉汁やオムレツ等に入れてしまってもOKです!
電子レンジを使いたくないという方は、酒蒸しの行程を省いて卵を絡めたらじっくりフライパンで焼いてください。火の通りが気になる時は、ささみをそぎ切りにしておくと良いかもしれません。