暑くなってくると酸味のある料理が食べたくなり、よく南蛮漬けを作ります。
今日は洋風の南蛮漬け、エスカベッシュに挑戦！
揚げ焼きしたいわしと、野菜をオリーブオイルとビネガーでマリネします。
ローズマリーを加えて、ハーブ香るエスカベッシュに仕上げました♪

【いわしのエスカベッシュ】

《材料　2～3人分》

• いわし5尾
• 塩少々
• こしょう適宜
• 小麦粉適量
• パプリカ（赤・黄）各1/2個
• オリーブオイル大さじ1
• 　　（a）　白ワインビネガー大さじ3
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ2
• 　　（a）　にんにく（すりおろし）小さじ1
• 　　（a）　砂糖小さじ1
• 　　（a）　塩小さじ1/4
• 　　（a）　こしょう少々
• 　　（a）　ローズマリー2本

《作り方》

1. いわしは頭を落とし、手開きをして流水で洗い、水気をふき取り両面に塩・こしょうをふって下味をつける。パプリカは細長く切る。
2. ①のいわしの余分な水分をふき取り、両面に小麦粉をまぶし、余分な粉ははたき落とす。フライパンにオリーブオイルを熱し、中火で両面を焼く。
3. 小鍋に（a）のマリネ液の調味料を入れ、中火にかけ煮立たせたら火から下ろす。バットに②のいわし、その上に①のパプリカをのせて、マリネ液を上からかける。
4. あら熱がとれたらラップをして冷蔵庫で1時間～半日冷やす。

　

酸味はほどよく、いわしも脂がのって美味。
暑い日でもさっぱりといただけるエスカベッシュができました！
マリネされたパプリカは、シャキシャキで食感も楽しめます。
いわしの下味をしっかりつけることで全体の味を底上げしてくれます。
頭つきの小さな魚を使う際は低温の油でゆっくり揚げると、骨ごと食べられますよ。
これからの季節にぴったりなエスカベッシュ、ぜひお試しくださいませ！


　

YURIオリーブオイルライフ編集部／管理栄養士
谷津由利恵。給食委託会社の栄養士として6年間勤務。高齢者向けの食事や、病院での治療食という専門分野の経験を積む。
退職後、「世界の食卓にごめんください」プロジェクトを実施し、東南アジア、インド、南米などで現地の家庭におじゃまし、その土地の食文化に触れる。2015年4月に帰国。
今後は、和食の修行をして、日本食の魅力を国内外に発信していく。