冷めてもおいしい♪豚モツのトリッパ風
イタリアで親しまれている煮込み料理のトリッパ。ハチノスと呼ばれる牛の第2胃をトマトソースで煮込んでつくるのが定番ですが、家庭でハチノスを用意するのは簡単ではないですよね。今回はスーパーなどで購入しやすい豚の白もつを使ったトマト煮込みをご紹介します。温かいまま食べるのも良いですが、冷えてからの方がトマトソースの甘みがぐっと引き立つので、お花見などの持ち寄り料理としてもオススメの一品です。
【豚もつのトマト煮込み】
《材料 4人分》
- 豚白もつ(ボイル済み)300g
- ごぼう(ささがき)1/4本
- えのきだけ1袋
- しみこんにゃく100g(なくても可)
- トマト缶1缶
- にんにく1片
- ローリエ1枚
- (a) 水500ml
- (a) 酒30ml
- (b) オリーブオイル大さじ1
- (b) たまねぎ(みじん切り)1個
- (c) オリーブオイル大さじ1
- (c) しょうが(すりおろし)1片
- (c) にんにく(みじん切り)1片
- 水400ml
- 酒大さじ3
- 塩小さじ1
- こしょう少々
- フレッシュバジル適宜
《作り方》
- しみ(凍み)こんにゃくは、こんにゃくを冷蔵庫で凍らせて解凍したものを手でちぎり、水けを切っておく。えのきだけは根元を切り落とし半分に切る。
- (a)を火にかけ沸騰したら豚モツをさっとゆでてざるにとり、水けを切る。
- (b)を弱火で加熱し、濃いきつね色になるまで炒める。
- 鍋に(c)を入れて弱火で熱し、香りが出てきたら②の豚もつとしみこんにゃくを加え炒める。
- さらにトマト缶、水、酒、半分に切ったにんにくを入れ中火にする。沸騰してきたら③のたまねぎとごぼう、えのき、半分に切ったローリエを加え煮込んでいく。
- 弱火で20分ほど煮込み、水分がなくなってきたら塩、こしょうで味を整える。皿に盛り付け、フレッシュバジルを添えたら出来上がり。
しみこんにゃくは食感を楽しむために使っていますが、なくてもOKです。
たまねぎはしっかりと加熱することで甘くてコクのあるトマトソースになります。
本場のトリッパはフレッシュミントを合わせて食べることが多いですが、豚もつを使った今回のレシピにはフレッシュバジルをおすすめします。白ワインとご一緒にどうぞ♪