【シェフレシピ】旨みの溶け出したオイルも余さずに!
「ラ・スコリエーラ」のシェフ、小橋弘貴さんが教えてくれたのは、オリーブオイルとハーブが香る金目鯛のオーブン焼き。一尾の魚はスーパーやデパートでも下処理をしてくれることが多いので、豪快なオーブン焼きも気軽に挑戦したいもの。天板で焼くと、美味しいオイルを余すことなく堪能することはできません。魚が入る耐熱皿で、オイルごと楽しみたい料理です。
【金目鯛のオリーブオイルと香草のオーブン焼き】
《材料 2人分》
- 金目鯛(他の魚でもOK)1尾
- セージ、タイム、ローズマリー各1枝
- イタリアンパセリ適量
- ミニトマト12個
- 皮付きにんにく2かけ
- オリーブオイル70ml
- 塩小さじ1
《作り方》
- 魚は内臓とうろこをきれいに取り、水洗いして水気をふきとり、塩(分量外)をふる。表面だけでなく、えらや腹の中の背骨にもふると、塩味がよく回る。
- ハーブは葉を外してタイムはそのまま、セージとローズマリーは粗みじんに切り、茎は取っておく。ミニトマトはボウルの水につけながらつぶし、種を取り除いておく。
- 魚を耐熱皿に入れ、つぶしたにんにくをえらの中と皿に入れる。腹にはハーブの茎を入れ、魚の表面にきざんだハーブを軽くふる。
- オリーブオイルを魚にかけながら加え、230℃に余熱したオーブンに入れて7分ほど焼いたらいったん皿を取り出す。スプーンでオイルを10回ほど魚にまわしかけてオーブンに戻し、再び焼き始める。
- 5分後に魚をオーブンから取りだし、再度オイルを10回ほど魚にまわしかけ、ミニトマトを加えてオーブンに戻し入れ、さらに3分焼く。
- 焼き上がったら皿のオイルに塩(小さじ1)を加え混ぜ、魚にスプーンでまわしかける。イタリアンパセリをふってできあがり。
500gくらいの金目鯛なら全体の焼き時間は12分ほど。他の魚でもOK!焦がさないように、2回取り出す際に焼き加減も見ておきましょう。お店では塩をきかせていましたが、塩分が気になる方や魚が小さい場合は仕上げの塩は省いても良いかもしれません。
ミニトマトの下準備は、酸味を必要以上に出さないためのプロの技!いつもと比べてみたいですね。
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ラ・スコリエーラ(東京・赤坂見附)