ヨーロッパでは定番の白身魚のお料理も、オリーブオイルがなくてはならない料理のひとつ。
オイルをかけてレンジにかけるだけの簡単調理で美味しくいただけます。

蒸した白身魚のお料理は、ヨーロッパでは定番のお料理です。オリーブオイルとハーブを使えば簡単に本場の味に近づけます。
ハーブは、魚と相性のよいフェンネルを使いました。フェンネルは和名で「ウイキョウ」。葉のほか種の部分もフェンネルシードとして味付けに使われます。
甘い香りとほろ苦さが特徴で、消化促進、消臭などにも効果があります。
また、ハーブの香りを引き立てるには、オリーブオイルが欠かせません！　魚以外にもいろいろに応用できますので、ぜひ皆さんも常備してくださいね。

＜白身魚とトマトのオリーブ蒸し＞

材料（１人分）

• 白身魚（鯛、すずき、たらなど）1切れ（約80g）
• トマト1/2個
• オリーブオイル大1　1/2
• ワインビネガー（白）大1
• フェンネルの種ひとつまみ（20粒程度）
• ディル（生）適宜
• 塩少々

作り方

1. 魚に塩をふる。
2. 耐熱皿にフェンネルの種を半量散らし、その上に①をのせ、オリーブオイル、ワインビネガーをまわしかけ、残りのフェンネルの種を散らし、5mm厚さの輪切りにしたトマトをのせる。
3. ふんわりとラップをかけ、電子レンジで1分～1分半加熱し、火を通す。
4. 器に盛り、あればディルを添える。
松田有加料理研究家
テレビ、雑誌、広告で活躍するかたわら、料理教室を主宰。外国人のかた向けに英語で和食を教えているお教室は特に好評。 ハーブやスパイスの香りを活かした「ダイエットレシピ」には定評がある。 著書、監修書多数。１児の母。