野菜を丸ごと使うオイルスープをご紹介します。
捨ててしまいがちな皮や種などに、うまみや栄養が多く含まれていると言われる野菜。今回はトマトをまるごといただくスープです。

【まるごとトマトのオイルスープ】

《材料　2人分》

• トマト2個
• 　　（a）　洋風固形スープの素1個
• 　　（a）　水300ml
• 「AJINOMOTO オリーブオイル」大さじ2
• 粗びき黒こしょう少々
• レモン（くし切り）1/8個

※洋風固形スープは、顆粒タイプのもの小さじ2でもOK

《作り方》

1. トマトはヘタを取り、反対側に十文字の切り込みを浅く入れる。
2. 鍋に（a）を加えて火にかけ、沸騰したら①を加えて 10分煮る。
3. 器ごとにトマト1個、スープを盛り、 オリーブオイル（1人分／大さじ1）を回しかけ、レモンをしぼり、 粗びき黒こしょうをふる。

※トマトの皮が気になる方は、作り方②で、皮がめくれてきたら菜ばしなどで取り除いてください。
※1人分のエネルギー：166kcal／塩分：1.3g／調理時間：下ごしらえ約2分　加熱時間約10分　（計　約12分）

　

ヘタを取ったトマトがまるごとゴロンとはいっているので、実はとっても食べ応えがあるんです。流れ出でしまうビタミンCなどの水溶性の栄養素は、スープと一緒にいただくことができます。また、脂溶性のリコピンは、たっぷりのオリーブオイルをかけることで吸収率がUP。温かさもオイルがキープしてくれます。

紫外線をたっぷり浴びてしまったときや、体が冷えてしまったとき、食欲がないときなどに、是非食べていただきたいスープです。


オリーブオイルを使ったレシピは　こちら　でもご紹介しています。



　

牛原琴愛料理研究家、野菜ソムリエ、パンアドバイザー
多くの食材がいつでも手に入る昨今、「旬」の野菜・果物を知ってもらい、「旬」に食べることの大切さとその食べ方を提案する料理教室「Cooking & Coaching～ココロモカラダモ健康に」や、料理から旬を知る料理教室「HAPPY♪ベジクッキング」などを主催。この他、大手食品メーカーの広告、販促用のレシピ開発、撮影のフードコーディネートを手掛ける。また、農業の６次化を見据えたワークショップや各種イベントのコーディネート、食育講座やカルチャーセンターの講師など幅広く行う。
■Cooking fun！
http://kotoes-kitchen.com/