「魚の王様」ともいえるたい。天然物は春先にかけて婚姻色の桜色を帯びるといわれています。近年は養殖物が多く流通し、脂の乗った濃厚な味わいも特徴的です。
今日はたいの刺身をちょっとぜいたくにお茶漬けにしてみました。
漬け込みダレにオリーブオイルを使うと、練りごまの油分と相まって、たいにタレの味がからみます。身がふわっと感じられ、格別な味になるのでぜひお試しください。

【オリーブオイル香るたい茶漬け】

《材料　2人分　調理時間　8分》

• たい（刺身）100g
• 　　（a）　練り白ごま大さじ1
• 　　（a）　しょうゆ大さじ1
• 　　（a）　酒、みりん各小さじ2
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ1
• ごはん（温かいもの）茶碗2杯分
• だしのもと　2g
• 水300ml
• 　　（b）　のり適量
• 　　（b）　わさび（練り）適量
• 　　（b）　しそ（刻む）適量
• 　　（b）　貝割大根（刻む）適量
• 　　（b）　白ごま適量
• オリーブオイル小さじ1

《作り方》

1. ボウルに（a）を混ぜ合わせ、たいを加えて和える。
2. 鍋にだしのもと、分量の水を入れて火にかけて煮立たせる。
3. 茶碗にごはんを盛り、①と（b）をのせる。
4. ②を注ぎ入れ、オリーブオイルを回しかける。

　

のりは、焼きのりでも、もみのりでも好みのものをお使いください。
仕上げに「追いオリーブオイル」をすることで、より豊かな風味がプラスされます。おうち居酒屋の締めごはんにおすすめです。



　

牛原琴愛料理研究家、野菜ソムリエ、パンアドバイザー
多くの食材がいつでも手に入る昨今、「旬」の野菜・果物を知ってもらい、「旬」に食べることの大切さとその食べ方を提案する料理教室「Cooking & Coaching～ココロモカラダモ健康に」や、料理から旬を知る料理教室「HAPPY♪ベジクッキング」などを主催。この他、大手食品メーカーの広告、販促用のレシピ開発、撮影のフードコーディネートを手掛ける。また、農業の６次化を見据えたワークショップや各種イベントのコーディネート、食育講座やカルチャーセンターの講師など幅広く行う。
■Cooking fun！
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