今回は、乾燥パスタを水に漬けて、生パスタのようなモチモチ感を楽しむメニューをご紹介します。このパスタに合わせたのは、旬のミニトマトとたっぷりの大葉。
にんにくと赤とうがらしの風味をじっくり移したオリーブオイルでミニトマトを炒めます。噛んだときにジュワっと口に広がり、フレッシュなトマトソースのようです。
仕上げにのせるたっぷりの大葉は、手のひらで挟むようにパンっと軽く叩くと、より香りが立ちます。赤とうがらしや大葉の分量は、好みで調整してください。

【ミニトマトのペペロンチーノ】

《材料　1人分　調理時間　8分（水戻し時間を除く）》

• 乾燥パスタ（1.4mm）100g
• 水200ml
• ミニトマト100g
• 大葉4～5枚
• オリーブオイル大さじ1
• にんにく1かけ
• 赤とうがらし1本
• 　　（a）　水大さじ4
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ1
• 　　（a）　塩小さじ1/2
• 粗びき黒こしょう少々

《作り方》

1. ジッパー付きの保存袋にパスタを入れ、分量の水（200ml）を加えて1時間以上おいて浸水させる。浸水時間の目安は1時間、ある程度まで水を吸うとそれ以上、水を吸わないのでそのまま一晩おいてもOK。
2. ミニトマトはヘタをとって半分に切る。大葉は粗みじん切り、にんにくは輪切り、赤とうがらしは種を除く。
3. フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤とうがらしを入れて弱火でじっくり炒め、香りが立ったらミニトマトを加えて炒める。トマトの角が丸くなってきたら①のパスタ、（a）を加えて、強火で絡めるように炒める。
4. 皿に盛り、大葉をのせ、粗びき黒こしょうをふる。

　

保存袋に事前に乾燥パスタと水を入れておくだけ。こうすることで、食感だけでなくゆでる工程を省くことができるので、省エネ調理や防災クッキングとしてもおすすめです。
ぜひ一度お試しください。


　

牛原琴愛料理研究家、野菜ソムリエ、パンアドバイザー
多くの食材がいつでも手に入る昨今、「旬」の野菜・果物を知ってもらい、「旬」に食べることの大切さとその食べ方を提案する料理教室「Cooking & Coaching～ココロモカラダモ健康に」や、料理から旬を知る料理教室「HAPPY♪ベジクッキング」などを主催。この他、大手食品メーカーの広告、販促用のレシピ開発、撮影のフードコーディネートを手掛ける。また、農業の６次化を見据えたワークショップや各種イベントのコーディネート、食育講座やカルチャーセンターの講師など幅広く行う。
■Cooking fun！
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