和の柑橘でセビーチェを
ペルー生まれのセビーチェは白身魚やタコ、イカ、貝などにライムをたっぷり絞って使う魚介サラダで、好物の一品。アレンジもしやすく、わが家では手に入りやすいレモンを使って作ることが多いのですが、今回はいつもと違い和風に仕立ててみました。きっかけは「切り落とし」で売っていたまぐろ。形が悪い切り落としはごはんのお供用のヅケにしてしまうことが多いのですが、ふと思いついて「和えもの」でもあるセビーチェにアレンジ。下味にぽん酢を使い、旬のすだちをギュッと絞れば爽やかな和の味わいの魚介サラダが完成! ミックスプラムだけを加えたシンプルレシピながら、見た目も華やかになりました。食材と調味料をつなぐ役割を果たしながら美味しさと風味をプラスしてくれるオリーブオイルも、もちろん欠かせない存在です。
【ミックスプラムとまぐろの和風セビーチェ】
《材料 2人分 調理時間10分》
- まぐろ(刺身用) 150g
- ぽん酢小さじ1と1/2
- ミックスプラム(ミニトマト)1パック
- すだち1個
- エクストラバージンオリーブオイル大さじ2
- 塩ひとつまみ
- ハーブ(ディル、セージ)適宜
《作り方》
- まぐろは2cm前後に切り、ぽん酢で和えて冷やしておく。
- ミックスプラムは3つくらいに小さく切ってボウルに入れ、すだちを搾ってオリーブオイルと①を加えて和える。最後に塩をふって軽くひとまぜしたらできあがり。皿に盛り、あればハーブを散らす。
刺身用まぐろは切り落としなどきれいな形でないもので充分です。ミックスプラムはカラフルなミニトマトで代用できます。すだちがなければぽん酢に使うような他の柑橘類でも構いません。ぽん酢だけでも作れますが、フレッシュな柑橘を搾るとやっぱり風味が違います。ハーブはほんの少しだけ加えるのがコツ。しそを使うのもおすすめです。器に盛ってから器ごと冷やしておくと冷たいまま食卓に乗せることができ、よりおいしくいただけますよ。