お子様と一緒に作ればおいしく楽しい時間を過ごせますね。お好み焼きの変化球です。
ホットプレートがなくてもできますし、お好み焼きのようにキャベツを蒸し焼きにする時間も短縮できます。薄く作ってクルクル巻いて、今日は洋風にアレンジ。この夏休みにぜひ作ってみてください！　お子様が料理に目覚めるチャンスです！さあどうぞ。

【イタリアンはしまき風】

《材料　4枚分　調理時間30分　割り箸4膳使用》

• キャベツ120g
• 赤パプリカ1/4個
• ハム4枚
• 輪切りブラックオリーブ25g
• 　　（a）　卵1個
• 　　（a）　水150ml
• 　　（a）　粉チーズ大さじ1
• 　　（a）　薄力粉100g
• オリーブオイル大さじ1と1/3
• トマトケチャップ適宜
• マヨネーズ適宜
• パルミジャーノレッジャーのチーズすりおろし適宜
• 粗びき黒こしょう適宜
• バジル適宜

《作り方》

1. キャベツはせん切り、赤パプリカは5mm角に、ハムは7〜8mmの短冊切りにする。
2. ボウルに（a）を上から順に入れて、その都度混ぜ合わせる。
3. フライパンを熱し、オリーブオイル小さじ1を入れて、フライパンをぬれ布巾の上にのせて粗熱をとり、②の生地の1/4弱をお玉で流し入れ、すばやく①とブラックオリーブをのせる。中火〜弱火にかけて生地にうっすら焼き目がついてきたら、ほんの少し生地をところどころに垂らしてひっくり返す。ヘラで押さえつけながら焼き色がついたらバットにとり出す（一枚につき4〜5分焼く）。
4. 割り箸で③の生地の端を挟み、クルクル巻いていく。皿に盛り、トマトケチャップとマヨネーズをかけて、好みでチーズすりおろし、黒こしょう、バジルを添える。

　

手前の2つは具がわかるようにソースをかけていません。
普通のお好み焼きの生地より水分が多いので、フライパンに流し入れたらすぐに全体に生地を広げて具をのせましょう。ハム、パプリカ、オリーブ、最後にキャベツにするとひっくり返したときに具が外れにくいです。大きめの卵焼き器があればそれで作ると四角いので形が決まりますよ。火傷に気をつけながら、お子様と一緒にどうぞ！


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。