とりはよく胸を動かすので「むね肉」は、脂肪が少なく締まっています。味はもも肉に比べて淡白でも、うま味がしっかりあり、たんぱく質も富で、なかなか味わい深いお肉といえます。でも、加熱するとパサつくイメージがありますよね。それは、むね肉は筋膜が薄く水分が逃げやすいからなんです。

今回は「むね肉」とパプリカをアヒージョにしました。
むね肉がパサつかないよう調理するポイントは、一気に強火で加熱しないこと。材料を全てセットしてから火にかけると、少しずつオリーブオイルの温度が上がり、肉の水分が逃げにくくなり、しっとりした仕上がりになります。

一緒に加えるパプリカも、じっくり火にかけ、甘みを引き出しましょう。色も鮮やかになります。オイルにうま味が出ますので、バゲットなどと一緒に是非お召し上がりください！

【鶏肉とパプリカのアヒージョ】

《材料　2人分》

• 鶏むね肉100g
• パプリカ（赤）100g
• にんにく（みじん切り）大さじ1（10g）
• 赤とうがらし（種を除く）1本
• 塩小さじ1/2
• 「AJINOMOTO オリーブオイル」カップ1/2
• パセリ（みじん切り）適量

《作り方》

1. 鶏肉はひと口大のそぎ切り、パプリカは5mm幅の細切りにする。
2. フライパンに①、にんにく、赤とうがらし、塩、「オリーブオイル」を入れ、中火で煮る。
3. 皿に盛り、パセリをふる。

※1人分のエネルギー：524kcal／塩分：1.5g／調理時間：下ごしらえ約3分　加熱時間約5分　（計　約8分）

　

オリーブオイルを使ったレシピは　こちら　でもご紹介しています。

　

牛原琴愛料理研究家、野菜ソムリエ、パンアドバイザー
多くの食材がいつでも手に入る昨今、「旬」の野菜・果物を知ってもらい、「旬」に食べることの大切さとその食べ方を提案する料理教室「Cooking & Coaching～ココロモカラダモ健康に」や、料理から旬を知る料理教室「HAPPY♪ベジクッキング」などを主催。この他、大手食品メーカーの広告、販促用のレシピ開発、撮影のフードコーディネートを手掛ける。また、農業の６次化を見据えたワークショップや各種イベントのコーディネート、食育講座やカルチャーセンターの講師など幅広く行う。
■Cooking fun！
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