散歩や運動を少しするだけで汗ばむ陽気になると、酸味やスパイスがきいた料理がおいしく感じられます。
今日は定番の根菜きんぴらをバルサミコ酢で甘酸っぱく仕上げた一品をご紹介します。

【ナッツとバルサミコ酢の根菜きんぴら】

《材料　4人分》

• にんじん100g
• ごぼう100g
• くるみ20g
• オリーブオイル大さじ1
• 酒小さじ2
• 塩小さじ1/2
• 砂糖小さじ1
• バルサミコ酢大さじ1

《作り方》

1. にんじんはせん切りに、ごぼうも同様にせん切りにして水にさらしておく。くるみはあらく刻む。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、①の水けをきって加えて炒め、全体に油が回ったら酒と塩、砂糖を加えて炒める。
3. ②にバルサミコ酢とくるみを加えて軽く炒める。

　

バルサミコ酢はぶどうが原料の酢です。
そのままオリーブオイルと合わせてサラダにかけると、簡単に香りのよいドレッシングになります。
今回のようにバルサミコ酢は加熱をすることで酸味の角がとれ、
まろやかな酸味と甘みが引き出されます。
オリーブオイルでソテーした肉や魚の仕上げにひとかけして見てください。
マンネリ化しやすいおうちごはんがお手軽にレストランの味になります。
ぜひお試しを。


　

鈴木麻里子料理研究家・フードコーディネーター
テレビや雑誌などのレシピ制作やフードコーディネート、料理番組の企画制作などを行う傍ら、食育や高齢者向けの料理教室の講師を務める。
プライベートでは二人の保育園児を育てるワーキングマザー。旅とお酒が大好きで、国内外問わず子供を連れだし、各地で食の見聞を広める。子供と楽しむ料理やママ会で喜ばれるレシピが好評。