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超絶簡単!フライパンで15分のマグロのコンフィ

手ごろな価格で手に入る、メバチマグロやビンチョウマグロなどの赤身を使って、しっとりおいしいマグロのコンフィを作ってみませんか?
「コンフィ」とは、肉や魚などの素材をオイルにひたして低温で加熱し、しっとりやわらかく仕上げることが得意な調理法です。脂肪分の少ない、パサッとしやすい素材でも、ジューシーにおいしくなり、保存性も上がります。
ですが、「コンフィ」の本来の作り方では、素材をしっかりとひたすたっぷりのオイルが必要だったり、オーブンなどで温度を保ってじっくり加熱する必要があり、実践するにはちょっとハードルが高い、、、
そこで!オリーブオイルを使った、とても簡単でシンプルな、おすすめの方法をお伝えしたいと思います。なんとフライパンでできてしまいます☆
「コンフィ」というとイメージがつきにくいかもしれませんが、まぐろを使った出来上がりは、自家製のツナ。常備菜として保存もできて便利です。ぜひ!お試しください♪

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<マグロコンフィの作り方>

まずは、作り方のご紹介です。
「コンフィ」というメニュー名からすると、複雑で難しい作り方のイメージがあるかもしれませんが、ご紹介する方法は、材料も少なくシンプルな作り方です。しかもフライパンで作れます。
下味をつけたら密封できる袋にオイルと一緒に入れ、空気を抜いて口を閉じたら、フライパンで沸かしたお湯の中にポン→放置。これでできてしまいます。
このレシピの起源は、まず、オイルをそんなにたっぷり使わなくてもできないか、低温で火を通す方法はオーブン意外でもできないだろうか、という、「いつでも手軽に」という発想から試したみた方法でした。
そうしたら、意外とうまくいって仕上がりもおいしく大成功!ほかの素材にも応用がきいて、とても活躍する調理方法です。少ない量のオイルでできるので、いつもなら、たっぷり使うにはためらうお気に入りのオリーブオイルで実践もしやすいですよ☆

■フライパンで作るマグロのコンフィ
<材料>(作りやすい分量)
・マグロの赤身(さく) 1さく(250g)
※メバチマグロ、ビンチョウマグロなど
・塩 小さじ1/2(マグロの1%を目安に)
・にんにく(薄切り) 1片分
・お好みのハーブ 適量 ※ローズマリー、オレガノなど。なくてもOK
・オリーブオイル 大さじ4

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<作り方>

① マグロのさくはペーパーなどに包んで表面の水分をとり、2cm角に切って塩をまぶし、15分ほどおく。

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② 密封できるビニール袋に①を入れ、にんにく、お好みのハーブ、オリーブオイルを加えてなじませる。

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③ フライパンに2~3cm深さに水を入れて沸かし、沸とうしたら火を止めて、②を入れ、
フタをして15分おく。

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④ 取り出して粗熱をとり、器に移す。

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<このレシピのポイントやアレンジについて>

今回は、脂の少ないお刺身用のまぐろの赤身を使いました。冷凍したものを解凍したものも、一般的によく売られていると思いますが、そういった素材で充分。
脂の少ない赤身のまぐろは、火を通す場合、加熱方法によっては、パサパサで固くなってしまいがちなのですが、オリーブオイルをまとわせて、真空に近い状態で低温で加熱すると、驚くほどしっとりと風味良く仕上がり、おいしくなります。
今回ご紹介したレシピのポイントは、
<1> 密封できるチャック付袋を利用して、真空に近い状態にする。
<2> お湯の温度(余熱)を利用して火を通す
<3> オリーブオイルを使うことで、魚の臭みを抑えて風味よく仕上げる

というところです。この方法では、必然的にオイルの量は少なくてよく、長く加熱する必要がなくなります。

今回はマグロでご紹介をしましたが、鶏ささみ肉、鶏むね肉、刺身用の魚介(カツオ、鯛など)でも同様に作れます。
出来上がったら、保存容器に入れて、1週間ほどは日持ちしますので、サラダにのせたり、パスタの具にしたり、オイルごと炒めものにしたり、と、常備菜としても活躍します。

とてもおすすめな方法なので、ぜひ試してみてください♪

 

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