こっくりと甘酸っぱい味に
秋なすはオイルとあわせると抜群のおいしさを発揮します。オリーブオイルで炒めてから甘辛く煮付けて、そこへバルサミコ酢を加えることでやさしい酸味が加わり、これまたごはんのおかずにあう濃い目の味付けです。
お弁当に入るサイズにカットすればお弁当でも喜ばれる1品になることでしょう。
【なすのバルサミコ酢煮】
《材料 4人分》
- なす4本
- オリーブオイル大さじ2
- 水1カップ
- 砂糖大さじ2
- しょうゆ大さじ2
- バルサミコ酢大さじ1
- 青ねぎ(小口切り)少々
《作り方》
- なすはがくを落とし、縦半分にして斜めに細かく包丁目を入れる。水にさらしあくをぬいておく。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、①のなすの断面を焼き付ける。
- 全体にオイルがなじんだら水と砂糖を加え、落しぶたをしてしばらく煮て、途中しょうゆとバルサミコ酢を加える。
- 煮汁が少なくなってきたら、ふたをとって汁を煮詰めて、器に盛り、青ねぎを飾る。
なすはあくの強い野菜です。
まず切って水にさらして、さらに切った断面をオリーブオイルで焼き付け、
コーティングすることによりあく止めをすることができます。
これで、なすの色を美しく仕上げることもできるんです。
また、なすの皮は厚いので包丁目を細かく入れることで食べやすく、味が染みこみやすくなります。一段と美味しく仕上げるための一仕事にも挑戦してみましょう。